甘デジの変貌(7)
このシリーズにもラッキー7到来です。
長いですねw
さて、お店の状況を振り返ったところで、そろそろ台の話もしましょうか。
この間に甘デジの仕様の何が変わったのでしょうか。
2008年以降の傾向
(A) 液晶画面の大型化・可動役物の大掛かり化
(B) 演出の豪華化(旧来演出の陳腐化)
(C) 潜伏確変の定着
(D) 大当たり差球の減少
(E) 確変・時短継続率の上昇
(F) 条件により出玉期待値が変化するタイプの増加
(G) ゲージのきつい機種の増加
いろいろ思いつくことを整理して、上記7項目にまとめてみました。
順を追っていきましょう。
まずは、演出がらみのポイントから。
(A) 液晶画面の大型化・可動役物の大掛かり化
これは、(B)演出の豪華化と密接なつながりがあるようにも見えますが、ちょっと異なる問題ですね。
要するに、液晶が大きくなり、可動役物があれこれ凝ったものになると、台の価格が高くなります。
実際の原価から言うと、液晶が大きくなったからと言って必ずしも高価になるわけではないはずですが、やっぱりパチンコ機は画面が大きくて派手な方が高くなっているでしょう。
役物も、複雑な動きをするようにしたり大掛かりにした方が価格をのせやすい。
役物の数が多いのも、売り物が増えて価格を吊り上げやすいのではないでしょうか。
また、いいアイディアならば、特許を取れば、若干ながら利益につなげることもできますね。
要するに、2008年以降(あるいは2007年以降)のド派手な大画面や凝った役物は、パチンコ機の付加価値を高めるために設けられたものと考えられます。
ただし、液晶はサイズと価格が比例するわけではありませんから、全面液晶が最も高価ということにはなりません。全面液晶の場合には凝った役物がありませんし、液晶の演出ソフトを入れ替えるだけで中身を変えられるのでむしろ安くなるはずです。
価格を吊り上げるには、ほどほどに大きな液晶と、その周辺で動きまくる可動役物が大事です。
(B) 演出の豪華化(旧来演出の陳腐化)
これは、カッコ内の方が大きな意味をもっています。
すなわち、新しい演出が派手で見栄えがすることよりも、従来の機種が新機種よりも見劣りすることに意味があるのです。
より多く光り、より激しくめまぐるしく画面が変化し、より滑らかにアニメーションする。
より多くの擬似連が発生し、より多くの演出バリエーションがあり、より長く演出が続く。
とにかく量的に多くなる方向性というのが見て取れますよね。
この仮説は、虎柄だのレインボーだのの信頼度がだんだん低下していることからも補強されると思います。
そういう旧来の演出に代わる新しい派手な演出が盛り込まれていくわけです。
新演出が目新しくて面白いというよりも、むしろ旧来の演出の意味を喪失させることに重要な意味があるのです。これにより、新しい演出、新しいルールを取り入れて、古いものを陳腐化させていくのです。
私見をさらに重ねるならば、この方向性を追っていくと、単に激熱演出の信頼度を低下させたととられないようにするために面白くて派手な演出を盛り込み続ける必要があるので、メーカー自身の首を絞める恐れが大じゃないかと危惧します。
でも、とにかく今はそういう方向で動いていますね。
高価であっても差別化のために必要
この(A)(B)のポイントにより、旧来の機種を古めかしくて陳腐に見せるとともに、新しい機種を高価で売ることができるようになります。新機種の設置はお店にとって他店との差別化をもたらすのですが、その効果を強化したのですね。
ただし、パチンコ機は、派手で面白そうだからといって幾らでも高く売れるわけではありません。
お店がメーカー(販社)から買って、お店に設置して、お客が打ってお店が儲かってナンボのものです。
お店が儲かる仕掛け・裏づけが必要です。
次回は、パチンコ機がお店に利益を提供する部分について考えます。
(つづく)
長いですねw
さて、お店の状況を振り返ったところで、そろそろ台の話もしましょうか。
この間に甘デジの仕様の何が変わったのでしょうか。
2008年以降の傾向
(A) 液晶画面の大型化・可動役物の大掛かり化
(B) 演出の豪華化(旧来演出の陳腐化)
(C) 潜伏確変の定着
(D) 大当たり差球の減少
(E) 確変・時短継続率の上昇
(F) 条件により出玉期待値が変化するタイプの増加
(G) ゲージのきつい機種の増加
いろいろ思いつくことを整理して、上記7項目にまとめてみました。
順を追っていきましょう。
まずは、演出がらみのポイントから。
(A) 液晶画面の大型化・可動役物の大掛かり化
これは、(B)演出の豪華化と密接なつながりがあるようにも見えますが、ちょっと異なる問題ですね。
要するに、液晶が大きくなり、可動役物があれこれ凝ったものになると、台の価格が高くなります。
実際の原価から言うと、液晶が大きくなったからと言って必ずしも高価になるわけではないはずですが、やっぱりパチンコ機は画面が大きくて派手な方が高くなっているでしょう。
役物も、複雑な動きをするようにしたり大掛かりにした方が価格をのせやすい。
役物の数が多いのも、売り物が増えて価格を吊り上げやすいのではないでしょうか。
また、いいアイディアならば、特許を取れば、若干ながら利益につなげることもできますね。
要するに、2008年以降(あるいは2007年以降)のド派手な大画面や凝った役物は、パチンコ機の付加価値を高めるために設けられたものと考えられます。
ただし、液晶はサイズと価格が比例するわけではありませんから、全面液晶が最も高価ということにはなりません。全面液晶の場合には凝った役物がありませんし、液晶の演出ソフトを入れ替えるだけで中身を変えられるのでむしろ安くなるはずです。
価格を吊り上げるには、ほどほどに大きな液晶と、その周辺で動きまくる可動役物が大事です。
(B) 演出の豪華化(旧来演出の陳腐化)
これは、カッコ内の方が大きな意味をもっています。
すなわち、新しい演出が派手で見栄えがすることよりも、従来の機種が新機種よりも見劣りすることに意味があるのです。
より多く光り、より激しくめまぐるしく画面が変化し、より滑らかにアニメーションする。
より多くの擬似連が発生し、より多くの演出バリエーションがあり、より長く演出が続く。
とにかく量的に多くなる方向性というのが見て取れますよね。
この仮説は、虎柄だのレインボーだのの信頼度がだんだん低下していることからも補強されると思います。
そういう旧来の演出に代わる新しい派手な演出が盛り込まれていくわけです。
新演出が目新しくて面白いというよりも、むしろ旧来の演出の意味を喪失させることに重要な意味があるのです。これにより、新しい演出、新しいルールを取り入れて、古いものを陳腐化させていくのです。
私見をさらに重ねるならば、この方向性を追っていくと、単に激熱演出の信頼度を低下させたととられないようにするために面白くて派手な演出を盛り込み続ける必要があるので、メーカー自身の首を絞める恐れが大じゃないかと危惧します。
でも、とにかく今はそういう方向で動いていますね。
高価であっても差別化のために必要
この(A)(B)のポイントにより、旧来の機種を古めかしくて陳腐に見せるとともに、新しい機種を高価で売ることができるようになります。新機種の設置はお店にとって他店との差別化をもたらすのですが、その効果を強化したのですね。
ただし、パチンコ機は、派手で面白そうだからといって幾らでも高く売れるわけではありません。
お店がメーカー(販社)から買って、お店に設置して、お客が打ってお店が儲かってナンボのものです。
お店が儲かる仕掛け・裏づけが必要です。
次回は、パチンコ機がお店に利益を提供する部分について考えます。
(つづく)