ライトミドル級夢夢再び | アッシュのブログ

ライトミドル級夢夢再び

この間も書いた「パワフルワールド」のことです。
パワフルと銘打つからには、パワフルシリーズとして検討することも必要ですよね。
前の記事とちょっと重なると思いますけど、思うまま、まとめてみます。

パワフルゼロの反省に基づいて開発されたライトミドルが、今度のフィーバーパワフルワールド(ということでしょう)。
パワフルゼロは、一般的なミドルより初当りが軽い代わりに連荘性が極めて低いというのが特徴。
ボーダーが高いので「回せる」スペックでした。

でも、パワフルゼロを回らない釘で放置したお店も多かったでしょう。
3円交換で18回/1k程度とか。
ああいうことをしたら、美点が台無しでただの辛い台になりますね。
結局、一部の人を除いてはあまり人気がなかったかも。


さて、パワフルワールドです。
2R通常(2R分の出玉だけ打てる)と潜確(1/33)を織り込んで初当り確率を補正すると、1/230くらいでしょうか。
ちゃんと計算していないので不確かですが、もうちょっと甘いかな。

とにかく、1/200台前半のライトミドル機種を出すというのがSANKYOの狙いでしょう。
そして、機械代を安くすると。
単なるシリーズもののひとつではなく、戦略的な機種とも見受けられます。
スペックは違いますが、例えばパトラッシュを思い起こさせます。
この「安くて使える」機種の追求は、SANKYOの良心なのかもしれません。

今度は、パワフルゼロから大きく方針転換して、連荘性重視のスペックとなりました。
時流に乗ったとも言えるでしょう。

しかし、こうまでギャンブル性重視に偏っていると理解を得にくいんじゃないでしょうかね。
16Rを引かないとまず勝てないけれど、その16Rは14%程度。7回に1回程度です。
粘らないとなかなか引けないし、偏れば大勝、大敗につながるタイプです。
しかも、負け側に偏りがちです。

また、2R出玉ありで電サポ80回を引いたときに潜確に入る確率は1%強。
(確変である可能性が約17%で、80回転当らない確率が約8%)
決して高くはありませんが、それだったら電サポありの確変のときは電サポ次回まででよかったんではないかと思います。

なかなか電サポが始まらず、ジェットに流すほどの玉も得られない。
確変なのでやめられない。
電サポが始まったら結構続く・・・かな?
でも、電サポが始まらないので、結局全部打ってしまう。

短時間勝負には極めて不向きなスペックになっていますね。
過去の台に例えて言えば、アン・ルイスとカイジHDRの間くらいのポジションでしょうか。
どちらも成功作ですが、パワフルワールドはどうか。

パワフルワールドの潜確は、アン・ルイスなみに当りにくい割りにアン・ルイスより期待値が低く(電サポ開始が遠い)、カイジほど捨てやすくはないということで、玉が出ないのにずるずる引張られているという悪いイメージを生じさせるかもしれません。

こういうスペックで「面白い」とか「勝てる」と感じる一部の人向けに導入するのが正解じゃないでしょうか。
パチンコ300~400台の店で5台くらいでどうでしょう。
導入2ヶ月後の日曜日の昼に、20台満席でこの台が稼動している光景がイメージできないです。
強い店で5台が満席ってのは十分ありそうですが。