侍の運命 | アッシュのブログ

侍の運命

昨晩は、黒澤明の「隠し砦の三悪人」を観ました。
やっぱり名画とはこういうものを言うのですよ。
始まって10分くらいの間で、もうビリビリくるシーンの連続です。

「これ、どうやって撮っているんだろう?」「このセット、どうなっているんだろう?」「このシーンはどういう役割なんだろう?」などと考え出すと、とてつもない作り込みがされているのがわかりますよね。

わかりやすいのは、大勢の出演者が出てくるシーンです。
祭り、行列、穴掘りなどなど。
隅々まで演出する構想力や手間を考えたら、どれかひとつのシーンだけでも再現は大変困難です。
技術的にも、美術的にもですね。

こういう映画のリメイクなんて容易にはできませんよ。



ゆえに、リメイク七人の侍も、リメイクという時点でおおむね出来栄えは見えていました。
中途半端にならざるを得ないと。
映画として完成できず、断片的な演出をパチンコに転用では洋画タイアップと同じことです。
テレビ時代劇ものの方がよくて当然です。素材が多いし、お客も好意的ですし。
(個人的にはテレビ時代劇ものは好きじゃないですが)