ホワイト・ジャズ | アッシュのブログ

ホワイト・ジャズ

ジェイムズ・エルロイの小説「ホワイト・ジャズ」の映画化が難航しているようですね。
ジョージ・クルーニーが降板したとかなんとか。

ジェイムズ・エルロイのLAを舞台にした4部作「ブラック・ダリア」「ビッグ・ノーホェア」「LAコンフィデンシャル」「ホワイト・ジャズ」の最終作で、映画化は3作目です。
「LAコンフィデンシャル」がヒットしたものの、「ブラック・ダリア」はちょっとイマイチ。

この原作は、夫々に独立しているとはいえ、出来事や人間関係はつながっているし順番に読んだ方がわかりやすいでしょう。「ブラック・ダリア」と後の3作は関連が薄いので切り離してもいいかもしれませんが。
そんな4部作の最終作なので、映画化は楽じゃないでしょうね。
また、1950年代のLAの警察を舞台としながら内容は犯罪小説。ややこしい部分も多々あります。
連作仕立てながら主人公が毎回代っていくのも、映画化のためにはやりづらいところかも。

「L.A.コンフィデンシャル」は、複雑な原作をすっきり整理したような作りで、ミステリー好きにもアピールしたでしょうし、原作の雰囲気を損なうこともなく実にあっぱれな映画でした。
原作はミステリーではないので、冒頭で映画版のネタバレになる・・・というか、小説では明示されている点を、映画では謎解きの謎にしたという工夫も光っていました。
確かに読者にはわかっていても、登場人物の視点ではわからない点ですから。

「ブラック・ダリア」も、デ・パルマ監督で映画化されましたが、こちらは微妙だったかも。
多分よく言われていることなんでしょうが、ヒラリー・スワンクがミスキャストだったような・・・。

「ホワイト・ジャズ」はどうなるのでしょうね。

映画よりも、むしろエルロイの新作を待とうかな。