グレアム・ボンド・オーガニゼイション | アッシュのブログ

グレアム・ボンド・オーガニゼイション

先日のDVD通販で1965年公開のイギリス映画"Gonks Go Beat"を入手したのですが、その目当ては、当時のポップミュージック映画でありながら、グレアム・ボンド・オーガニゼイションが出ているという点でした。

ブルーズをベースにした音楽で、オルガンを弾きながらしゃがれた声で歌う太めで髪の薄いグレアム・ボンド。
アイドル要素は皆無です。実際、当時はイギリスのロックバンドが大人気だったので、ビートルズをはじめアメリカ進出して成功したバンドがたくさんありましたが、彼らは渡米どころかアメリカでレコードすら出ないというありさまでした。

で、DVD観て満足したのですけれど、昨日になって彼らの演奏シーンを抜き出した動画がyoutubeにあるとわかってちょっとショック。


"Gonks Go Beat"

オルガンを弾いて歌っている丸顔の男がグレアム・ボンド。
ベースギターを肩からぶらさげてハーモニカを吹いている男が、後にクリームを結成するジャック・ブルース。
ドラムは同じくクリームのジンジャー・ベイカー。
サックスがDHS。
この4人がメンバーで、残りはただの賑やかしの人々です。
演奏後のシーンは、もっとやかましく演奏しろと先生に指導されているところです。

今の音楽になれた人にはつらいと思いますが、アレクシス・コーナー系のブルーズロックであって1960年代前半のイギリスにあっては時流に乗っていたものです。
ジャック・ブルースとジンジャー・ベイカーが翌1966年には揃って抜けてエリック・クラプトンとともにクリームを結成。グレアム・ボンド・オーガニゼイションは1967年に解散となりました。

あ、映画自体はとってもつまらなかったですw



おまけでクリーム再結成の2005年ロイヤルアルバートホールのコンサート。曲は"White Room"です。40年後のジャック・ブルース(向かって左でベース弾きながら歌ってる人)と、ジンジャー・ベイカーです。ジンジャー・ベイカーは現役とは言えないので、過去のイメージで見るとつらいものがありますが、ジャック・ブルースとエリック・クラプトンはさすがですな。