冬のソナタ 完全版 キム・ウニ ユン・ウンギョン/著 
根本理恵/訳 ヴィレッジブックス ★★★☆☆

冬のソナタ全20話のシナリオ本です。1~4までの4冊あります。
ブックオフで105円になっていたので購入してきました。

どれが完全でどれが完全ではないのかよくわからないんですが、
ああ、これはあの場面だなというのが思い出されて思わずYahoo動画まで見てしまいました。

さて、僕の一番好きな場面ですが、
実は脇役の一人、ヨングクの場面です。

一部の記憶を取り戻しながら全てを思い出せないジュンサンに向かってヨングクは叫びます。
「ユジンだけを思い出すんじゃなくて、おまえがサンヒョクをどれだけ傷つけたのか、俺たちがおまえをどれほど好きだったのかまで全部思い出せ」と。

DVDもほしかったりするんですがちょっと高くて手が出ません。
  Youtubeとパチンコでがまんします。
遠く空は晴れても 北方謙三/著 角川文庫 ★★★☆☆

約束の街シリーズ①

教会の葬礼で若月(ソルティ)が川辺を見かけるところから物語は始まる。
やがて、覚醒剤の売買にからむトラブルが起こる。
目的を遂げようとする川辺、それを見届ける須田とソルティ。
川辺は何を思い動き、ソルティは結末を見届けることによって何を思うのか?

なにやら救いの無い物語です。
男は黙って…という昔のフレーズが思い出されました。

そして背景が複雑です。今後の展開のキーポイントになりそうな点を記しておこうと思います。
こいつは後で何かやらかすぞ、というような人物がたくさんいます。

《背景》

舞台はS市とトンネルで繋がることによって急速に発展したリゾート地。
古さと新しさが入り混じった街。
久納一族に支配されてはいるが、神前亭とホテル・カルタヘーナという2つのホテルを筆頭に同族間で対立している一面を持つ。

《登場人物》

若月(ソルティ)
ホテル・カルタヘーナ内に事務所を置く「ムーン・トラベラー」というツアー会社の社長。
どうしようもなくトラブルに巻き込まれてしまう。

須田
バー「てまり」のマスターであり、花屋「エミリー」の経営者。

群秋生
小説家。ソルティという若月のニックネームの名付け親。
人生の塩辛いところばかり舐めようとする男という意味。

忍信行
ホテル・カルタヘーナの社長。久納一族の一人。
ただし、ホテル・カルタヘーナにはその上にオーナーがいる。

姫島の爺さん
神前亭、ホテル・カルタヘーナとは一線を画した久納一族の一人。
S市の建設会社のオーナー。

水村
姫島の爺さんの側近。拳法の使い手。
名探偵の挑戦状  角川文庫  ★☆☆☆☆

赤川次郎、内田康夫、栗本薫、森村誠一のミステリー短編集。

表4には、三毛猫ホームズ、浅見光彦、伊集院大介、牛尾刑事-現代を代表する四人の名探偵が難事件に挑戦!それぞれの探偵の持ち味を堪能できる…、とあります。

息抜きに読むのにはよろしいんではないでしょうか、といった感じでした。

長編は読んだことがないので、それぞれの長編ものを読む取っ掛かりになればと思ったんですが、取っ掛かりにはなりそうもありません。

アガサ・クリスティーのポアロ短編集を読んだ後だからでしょうか?
とても雑な印象を受けてしまいます。

まあ、世界中の人々に読まれ続けているアガサ・クリスティーと比べるのが酷といえば酷ですが。

今日は辛口でした。
暑すぎるからかな…
男たちの荒野(まち)ブラディー・ドール読本 北方謙三/監修
角川文庫 ★★★☆☆

ブラディ・ドールシリーズの解説本です。

シリーズの解説(あまり詳しくはありませんが)に加えて、北方謙三氏へのインタビューや北方謙三氏に関わる人達の対談などが収められています。

ブックオフで運よくこの本を見つけました。

実は川中のモデルは石原裕次郎だったとかいう秘話が載ってたりなんかします。
僕は川中は北方氏自身をイメージして読み進んでいたんですが…。

こんな本が出版されているなんて、このシリーズはかなりの人気だったんですね。
大分遅れてしまったけれど、出会えてよかったって感じです。


このブログは本ブログで、決して北方謙三ブログではないのですが、北方謙三ものに占領されてしまいそうな予感。
すでに、約束の街シリーズに突入中です。 
ふたたびの、荒野 北方謙三 著 角川文庫 ★★★★☆

ブラディ・ドールシリーズ完結編

川中を一人称にしてストーリーが展開する。

N市の土地抗争は佳境に差し掛かっていた。
そして、黒幕の政治家大河内の存在が明らかに。
川中の前に現れた小川明子と明子に惹かれていく川中。
N市の土地抗争に終止符がうたれ、川中に安息の日々は訪れるのか。


やっと完結まで読了です。
このシリーズはハードボイルドであり、男と男の友情物語です。

第一弾の「さらば、荒野」以来心のそこで繋がりながら反発しあっていた川中とキドニー。
秋山が殺され、大河内のところに向かう川中に対し、キドニーが
「頼むよ。おまえまで、死なないでくれ。行くなら、俺を殺して行け」
と叫ぶ場面なんかは堪えるまもなく涙が溢れ出しました。

10の物語でたくさんの人が死にました。
でも、最後はなぜか明るい勇気がもらえたような気がします。

ブラディ・ドールマニアになりそうな予感が…。