ルーブル美術館~メソポタミアの文字 | 遠藤雅伸公式blog「ゲームの神様」

ルーブル美術館~メソポタミアの文字

 帰国する日、飛行機の時間が夕方だったので、ルーブル美術館を訪れた。
遠藤雅伸公式blog「ゲームの神様」-ルーブル美術館のピラミッド
 もちろん、モナリザ、ニケ、ビーナスなんかの本物を駆け足でも見ておくか、という観光気分もあるけど、今回はドルアーガの仕事で来たので、それにプラスになるような物に興味ありということで。
遠藤雅伸公式blog「ゲームの神様」-ライオンのレリーフ
 「カイの冒険」~the Quest of KI~の中で主人公を無敵にしてくれる、女神イシターの使いであるライオンのレリーフ。
遠藤雅伸公式blog「ゲームの神様」-有翼人面牡牛像
 「the Blue Crystal Rod」~the Destiny of GILGAMESH~というスーパーファミコンソフトで、スーマールの街の宮殿前に置かれていた有翼人面牡牛像。
遠藤雅伸公式blog「ゲームの神様」-有翼獅子のレリーフ
 同じく、ギルとカイを天界に連れて行ってくれる有翼獅子のレリーフ。
遠藤雅伸公式blog「ゲームの神様」-槍兵のレリーフ
 槍兵はスーマール軍の一般兵の姿。
 とまぁ、こんな感じで、サルゴン2世とかドルアーガの世界のモデルとなったものがたくさん。一番資料性が高かったのが、色んな文字が使われていることだったので、ちょっと大きめの画像で紹介しておこうかな。
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遠藤雅伸公式blog「ゲームの神様」-文字1
 石製の記録板みたいなものに、レリーフで書かれたもの。象形文字的な雰囲気もある。
遠藤雅伸公式blog「ゲームの神様」-文字2
 石碑あるいは石壁の一部に彫られているもの。アルファベット風。
遠藤雅伸公式blog「ゲームの神様」-文字3
 硬度の低そうな石板に彫られたもの。線より形で表現されている。
遠藤雅伸公式blog「ゲームの神様」-文字4
 石板に彫られたもの。記号として分かりやすい。
遠藤雅伸公式blog「ゲームの神様」-文字5
 石板に彫られたもの。アルファベット的なものもある。
遠藤雅伸公式blog「ゲームの神様」-文字6
 石柱に彫られたもの。シュメールの楔形文字。
遠藤雅伸公式blog「ゲームの神様」-文字7
 粘土板に刻まれたもの。書き込み後に焼成されているかも。典型的な楔形文字。
遠藤雅伸公式blog「ゲームの神様」-ハムラビ法典碑文
 ハムラビ法典の碑文。右を上にした写真で、石に楔形文字が彫られている。
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 武器や防具のミニチュアみたいなものもあった。これは何かの副葬品だろうか?
遠藤雅伸公式blog「ゲームの神様」-ミニチュアの剣?
 剣や爪を思わせれるもの。
遠藤雅伸公式blog「ゲームの神様」-ミニチュアの杖?
 杖のような形をしたもの。
遠藤雅伸公式blog「ゲームの神様」-ミニチュアの盾?
 盾あるいは鏡?鏡だと細い棒部分は取っ手なのだが、とてもその用途には使えない。盾のミニチュアなら、このシャフトはパイルバンカー?とか思ったのだが(笑)
遠藤雅伸公式blog「ゲームの神様」-準備中
 一番笑ったのはコレ。左側から周り込んできたのだが、銀色の部分に綺麗な模様がついている。まるでトタンの表面のような模様で、わざわざこの模様付けるの大変だろうな・・・と思ってたらマジックでメモ書きがしてあったり。トタンのような模様の工芸品ではなく、トタンそのもの。ここは展示物準備中だったのだな(^_^;)