フランス料理三昧~Sumiyo IDA
外国に出掛けたら、その国の料理を食べるのが何より楽しいのだが・・・今回はパリか・・・。
実はフランスという国には因縁があるのだな。以前のエントリー
で遠藤の父親のことは紹介したけど、この親父が会長を務める駿河台出版社はフランス語の教科書などを出版していて、親父はフランスから教育功労賞
という勲章をもらっている。フランスなくば遠藤はここまで大きくなれなかった可能性も(^_^;)
そんな駿河台出版社の社長は井田洋二氏なのだが、遠藤の父親とは従兄弟にあたり、若い頃はいろいろと遊んでもらっていた。で、その娘が「純ちゃん」こと井田純代さん。
パリ在住のプロカメラマンで、フランス人と結婚しているから日本に帰る気ないだろうな(笑)。というわけで親父の会社を継ぐ気がなかったコンビが上の写真。いや、お互い応援やサポートは精一杯しているんだけど、ここまで自分の仕事が確立していると、今さら専念してというわけにもいかないんだけどね(^_^;)
スケジュール詰まってたから、パリで会うチャンスはないと思っていたんだけど、時間を作って夕飯後に飲みに付き合ってくれたのだな。もちろん、ドルアーガの塔MMOをフランスで展開するインデックスマルチメディアさんの奢りで(笑)。
まぁ酒飲みだけど、まぁ遠藤と同じでハイテンションだけど、女性ファッション誌のパリ特集とか、某有名ガイドブックの仕事とかもしているので、パリの美味しいモノ事情にはものすごく詳しいのだね。だからパリに行くって決まってから、悔しいけど純ちゃんに美味しい店を聞いて、まさにフランス料理三昧だったね。
残念ながら、すべての料理の写真は撮れなかった。クラシックな名店で、写真を撮るような雰囲気じゃなかったところとか、それより美味そうなので撮るの忘れて食べちゃって、今さら写真でもなくなってから気づいたりとか。とにかく残ってる分だけでも紹介しようかな。どの店かは適度に秘密で(笑)、悔しかったら純ちゃんが写真撮ってるガイドブックを買えww
イワシだと思うけど、魚と野菜のこってりとしたスープ。少量だけど、このくらいがちょうどいいくらいだった。
トマトとピーマンの冷たいスープ。ピーマンはピメントだね、獅子唐のように辛いものをすり潰してある。アラビアータみたいな感じかな。パセリもいい香り付け。
温野菜の盛り合わせ。煮込み料理のスープを使ったようなコクのある味だった。野菜が皮付きでも柔らかくて美味しい。
ウサギのバロチーヌ。「DT/ローズオブゲノム」を作った時に、「コルヌラパン」というキャラクターを出したんだけど、この「Lapin」がウサギのことなので、メニューにその文字を見つけた瞬間頼んでた。バロチーヌが何だかは知らないけど、テリーヌみたいなものかな、美味しいからOK。
赤身マグロのラタトゥーユ添え。「レミーのおいしいレストラン」というCGアニメの原題がラタトゥーユなんだよね、なので頼んでみた。右手前にあるソースはバルサミコ系の酸っぱい味で、これがツナによく合っていた。ラタトゥーユはオーソドックスで素朴な美味しさ。
純ちゃん一押しの某ホテルの隣にある某立ち飲み屋のメニュー。子牛の頭肉という貴重な部位をローストして、しっかりとした味のソースを掛けたもの。右はジャガイモだったかな、フワッと仕上げてある不思議な食感の料理だった。いずれも美味しい。
クスクスのサラダ。クスクスはディラム小麦を使った粒状の食品で、乾燥したものにお湯を掛けてしばらく置くと戻って、雑穀米みたいな食感で食べられる。食べるとお腹の中で膨らむ感じがするので、ちょっと食べただけでお腹いっぱい感があって健康的かも(笑)
ムール貝とチーズフォンデュ。ムール貝は頼むと山盛りで来ると聞いていたが、この写真は半分くらい食べてフォンデュが来たので撮ったもの。フォンデュは山羊のチーズが気に入ったので、これも山羊チーズを選んでいる。暑かったけど、フォンデュで腹いっぱいになることなど、日本ではそうそうないからいい経験だったかな。
肉入りのパンケーキを頼んで来たモノ。確認したけど、パンケーキだと店員は言い張っていた。しかし、パイ皮の上に肉とクリームソースが掛かっていて上を小麦粉のシートで何層か覆った上に、チーズが全面に融けてコゲがある。遠藤の経験では「ラザニア」という料理に分類できるのだが(^_^;)、まぁ美味いから許す。
フランスで一番良かったのはチーズかな。もともとチーズは好きなので、色んなチーズがたくさん食べれて日本での値段を知っていると天国みたいだった。そんな中、デザートでチーズを食べることも多いというから、頼んでみたデザートのチーズ。
ベリージャムが添えてあるんだけど、これをちょっとチーズに付けて食べると、なるほどデザート分類でもいい味になる。スライスチーズにイチゴジャムでも行けそうなので、やってみるかな。
各種ベリー系の果物をカスタードに入れたもの。周りの白いのはフロストシュガーだけど、具のベリーが美味しいので、そのまま食べても美味しかった。
チェリーのタルト。杏系のシャーベットが付いたタルト。十分なボリュームで、焼き加減も良く美味しかった。この辺のスタンダードが普通に美味しいのが、フランス料理らしいところかな。
イルフロトン。フランスではポピュラーなデザートだと言うが、一度も食べたことすら存在さえ知らなかった。メレンゲをゆでたものにカスタードを掛けて食べるもの。卵黄をケーキなどで使うので、余った卵白だけでデザートにしたのだろうか、それにしてもメレンゲを茹でると確かに玉子の白身だから、こんな風になると思うけど、泡なのにすぐになくならない食感は面白い。
ただし、量は多い気がする。フランス人はみんな一人で食べ切るらしいけど(^_^;)
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純ちゃんが写真撮ってる本を紹介しておこう。仕事は「Sumiyo IDA 公式サイト
」から連絡してね。
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