CEDEC2010 講演者募集

CESAが主催する、世界最大級のゲームカンファレンス、CEDEC2010が8/31~9/2で開催される。毎回、日本のゲーム作りに関する情報共有と、クリエイター同士の交流が幅広く行われているので、ゲーム関係者必見のイベント。詳しい内容は上の画像をクリックしてリンク先の公式サイトで見てもらうのが一番、過去のCEDECもそのページの右上にリンクがあるので確かめられる。
さて、このCEDECだが、ゲーム関係者の日頃の成果を発表する場所としても、最も権威と実益があるので、中小のデベロッパーの方々などにはまたとない営業のチャンスにもなっている。ゲームメーカー大手各社も積極的に講演をバックアップしているので、「こんなのに出たら仕事来なくなる」という心配も要らないはず。独自技術や強みの部分を、どんどん披露していただきたい。
発表の形式が今までは60分セッションのみで、大手のビッグタイトルの押されがちだったが、本当に日本のゲームを支えているのは中小のデベロッパーという配慮で、今回から次の2つの形式が採用されている。
「20分セッション」
小さいけれど、一芸に秀でている部分をプレゼンするスタイル。話したいことだけ話して、後は質疑応答に応えるだけで、あっと言う間に終わっちゃう感じ。
「ポスターセッション」
一ネタ持ってるんだけど、大勢の前で話すほどではないな、というのを披露するスタイル。会場に壁とテーブルと椅子が与えられ、壁に手作りポスターを貼り、それを資料に。またはテーブルに実機を置いてデモをやりながら、その場に集まる人に内容を対面で紹介するコーナー。講演の際中は見に来る人も少ないので、講演を聴く時間もたっぷり取れる。
いずれも講演採択者にはCEDECの講演が聴き放題の、3日間パスが与えられるので、高いチケットを買わなくてもじっくりとCEDECが楽しめる。また採択されなかったとしても、応募者全員に割引チケット購入権と、満員必至の基調講演優先入場権が与えられるので、CEDECに参加するとてもいいチャンスでもある。
講演の採択については厳正なる審査が行われるのだが、「遠藤のブログを見たぞ!」とエントリーに書いて応募してくれたら、とりあえず遠藤は1票入れる!までは行かなくとも、きちんと内容を読ませてもらう。中堅若手社員の、モチベーションアップやキャリア形成にも効果あるので、中小デベロッパーの経営者の方は、自分じゃなくて誰か出すといいぞ。CEDECのチケット代が節約できるという、経済的なメリットもあるしね。