DVD分析111「金剛の宮」
天空の宮まで後一歩というところだが、3000mの高度だからというわけではないほどの低温エリアが塔には存在している。
アーメイの説明にようると、塔のこの辺らしい。最初にメスキアの火を見ながら説明したことを思うと、本当に上まで登ってきたもんだ。
ここまで来ること自体が珍しいことなのだろうが、凍死するまで進行するというのは納得がいかない。このエリアの存在が知られてないのであるから、防寒装備が十分ではないということはあるだろう。ということは、この低温がどこまで続くかも分からないわけだから、無謀に突っ切っていけるかどうか考えそうなものだが・・・。
そこそこの衣服は着ているので、これだけの運動量があるなら、塔の規模を思うと行けそうであるのも事実。tだし何も障害がなければのことだけど。

カイが知らせてくれたから察知できた崩落。こんな事故が起こるようだと、冒頭のパーティーのような目に会ってしまうのも納得できるかな。
「われわれ以外にどれくらい上がってきているやら」という言葉とおり、多くの塔頂者が既にリタイヤしているに違いない。
ジルパーティーも充分な支度をしていないことに代わりはないわけだが、カーヤが温熱魔法を持っているゆえに凍死をせずに行軍できている。
クーパの「心までは温まらない」とセリフは、何やら意味深なようだが、ここは単純にブルークリスタルロッドが叶える願いが1つだということの伏線なのだろう。あるいは、最後にユーリがでてくる伏線か(笑)
さらに先に進むと氷壁を登攀する必要が生じる。この氷壁部分だけで数百mはあるように思えるので、塔内の規模感は実際の外見とはズレがある。
ニーバのアーチャーとしての能力が半端ではないことを示している第10話だが、登攀にも弓が活躍している。まずはニーバが矢でロープを打ち上げて仮のルートを確保し、それを使いながらパーティー全員を支えるルートを設置する。ファンタジーらしい描写だね。
この宮を突破するパーティーは、みんな氷壁を登攀するための装備を用意している。もちろん単なる岩壁を登攀するための装備かも知れないが、もし専用の装備だとすると、当然この宮の性質を理解していたものとなるわけだ。
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