DVD分析99「初代ドルアーガ?」 | 遠藤雅伸公式blog「ゲームの神様」

DVD分析99「初代ドルアーガ?」

 59階でのドルアーガとの戦いは、原作ゲームでも最後の決戦となる。第8回はその忠実再現でもあるので、出てくるドルアーガも原作と最も近い。


現れた伝説のドルアーガ


 まず身体の大きさだけど、ゲームのイメージはこのくらいのサイズだと思う。はっきりと4本脚で8本腕、青龍刀などを持っているところもオリジナルに準じている。コメンタリーでも言っているが、3本指でないことが原理主義者的には一番の不満だろう。それと、胸のどくろマークだよね(笑)


原作に最も近い面構え


 顔は、目がないところ、牙の並び具合も含めて、ほぼ原作ままなので超納得!


あせるカーヤ


 強敵ドルアーガを前に、逃げて!というカーヤ。注意して見ると、このテレビゲーム紛いのジル操作装置には、伝声管らしきものが付いている。駄菓子屋とかテレビゲームとか、さんざん昭和ネタ系をやっていながら、ここはちょっと時代をずらしているのはなぜなんだろう。


壁を貫通した攻撃を受ける


 ドルアーガの発するビーム?が壁を貫通してジルを襲う。これは原作ゲームの中でドルアーガの発する電撃呪文?が壁を通過してくることに由来する。ドルアーガには変身能力があるので、原作ではナイト、ウィザード、ドラゴンに変身するのだが、このドルアーガは尺が足りなかったのか、この姿で現れて最後まで戦う。


足をパイルで固定


 ジルの勝利の決め手となったのが、盾についたパイクでドルアーガの足を固定してしまったことだ。「パイルバンカー」という武器については、このDVD分析の10回で触れているが、その原典となっていると思われる「装甲騎兵ボトムズ」の監督である高橋良輔氏に直接会う機会があり、盾から杭が出て定点確保のアンカーにしたり、攻撃に使ったりする運用について聞いてみた。

 ガーディアンが盾を固定するためにパイルを使うなど想定していなかったという話で、パイルバンカーという言葉自体作品内には出てこないし、バンカーがどんな意味だかは音感で命名した本人も分からないとのことだった。賀東さんの世代はボトムズファンが多いので、ファンが作品を育てるのだなぁとつくづく思った。


 原作ゲームでファンに育ててもらったのはサキュバスだろうね。単なるモンスターの1つだったサキュバスが、ストーリーに大きく関わるようになったのは、ファンから送られてきたサキュバステーマの同人誌を遠藤が面白いと思ったから。クリエイターとしてユーザーとの距離をどう取るか、というのは様々だけど、遠藤は近くありたいと考えている。

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