DVD分析63「ウルク軍親衛隊」
ウルク軍の最初の大戦闘となるのが、記録に残るローパー戦?だ。
親衛隊と呼ばれる精鋭と見られる赤備の兵士、なんとなくスターウォーズのロイヤルガードみたいな雰囲気を感じるのだが、色が違うってことは強いんだろうね。
大軍が行進できるほどの通路があるのだが、いかにも塔に最初からあったような通路が、ここを見降ろす位置にあるので、この幅広い通路はウルク軍のドルアーガ討伐に向けて整備されたものだと思われる。しかし、その通路をローパーの大群が利用しているとは、妙なシーンだね。
戦闘準備に入ったウルク軍。まずは先頭の盾兵が盾を並べる。先頭が盾兵で、それ以降は全て槍兵なのが分かる。
盾の横には半円状の切り欠きがあり、2枚の盾が並ぶと円となってそこに後列の槍を通す仕組みになっている。機能的なデザインは素晴らしい!
スーマールはローマと並んでファランクスで知られる。ファランクスとは槍兵を何重にも並べ、前列の槍がかわされても後列の槍がフォローする仕組みで、ギリシャやマケドニアの重装歩兵密集陣とは趣きが違う。
肝心の戦闘部分は、なんとドット絵になってしまうのだが、良く見ると前列のローパーと兵士が相殺されて落下している。一人一殺状態でコストを考えるとローパー有利に違いない(笑)。
そうそう、最前列にいた盾兵たちはどうなったのであろう、ちゃんと機能したのだろうか?
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