DVD分析55「アーメイの塔講座」
スパイダーとの戦闘が終了した後、余りに塔に対する認識が低いパーティーメンバーに対し、塔頂経験を聞くアーメイだったが悪い予感は的中してしまう。
がっくりとうなだれるアーメイ。ここでアーメイは「この夏の塔頂は無理」であることを悟ったに違いない。前回のアヌの夏では、ウルク正規軍の槍兵の一人として、金剛の宮まで登ったわけだが、軍籍を外れ、一般の塔頂者となった今回は同行者を選択する余裕がなかったのだろうか?
ひょっとしたらマンガ肉に釣られてしまったのか?という疑惑も残るのだが、ここは軍籍にあったことを隠さなければならない立場で、実績をアピールすることができなかったからと思いたい。女だからというのは、ファティナや美肌パーティーの存在で否定できるので。
自らの生還確率を上げるため以外に目的が考えられないのだが、アーメイはパーティーメンバーにレクチャーを始める。ここで塔の構造が語られることになるのだが、宮と呼ばれるのは上から「天空」「金剛」「黄金」「白銀」「青銅」「鉄」「鉛」「錫」となる。
構造としては、竹のように外壁と節に当たる水平方向の構造体があって、節間の空間が1つの宮となって細かな構造を「園」や「●層目」と称するのだろ。
以前に塔の高さは約3kmと推定しているので、各宮は300~400m程度の高さになっているのだろう。最下層にあると思われるメスキアは、当初この宮に含まれていないと考えていたのだが、この講座終了後のキャンプにおいて、メスキアの火が見える描写があるので、錫の宮と同じセル内にメスキアがあると分かる。
これがその画像だが、メスキア市が円形だとすると、その投影割合から30度以下の角度で見降ろしていることになる。メスキアまでの水平距離の半分程度の高さということで、塔の直径は約700mと推定されているのと、ギル王の部屋にあった地図がメスキアだと仮定すると、まだ150m程度の高さでしかないということになる。
錫の宮ラクダの園の2層目が、上の画像のように塔の底辺でしかないことは、アーメイの説明通りのようだ。
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