外国人、それも特にアメリカ人やヨーロッパ人とのおつきあいがあると、日本人との感覚の違いにハッとすることがあります。

最近はだいぶ慣れたんですけれどね。


ずーっと、ずーっと、はるか昔のことですが、ある人のパーティーに招待された場面で、にこにこ顔で

「You must come!」と言われ、

私は頭の中で、英語の教科書で習った直訳をしていました。


「あなたはパーティーに来なければならない。」

「あなたはパーティーに来るべきだ。」


の直訳文が頭の中をぐるぐる回って、


うーん・・・外人さんは強く出るなあとタジタジになりました。


けれど、それって、

「ぜひ来てくださいね!」、あるいは、「ぜったい来てね!」

なんですよね。


そんな時、同じだけ強く出ようとして、英語のグルっぽにあったように、

「No way!」(無理!)なんて言っちゃうと、


それもまた、強く出過ぎ。


Noと言える日本人になるのも簡単じゃないんですよ。


日本人がNoの意志を伝えようとすると、一生懸命頭の中で正しい英文を考えた末に、間違わないよう、緊張した面持ちで言うので、かえってものすごく強く聞こえて、相手がビビることだってあります。



ま、最近はだいぶ慣れたんですけれどね。



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