【CDレビュー】CLOUD FOREST『Rebirth』 | ライヴレポートとかCDレビューとか

 最近 CDレビューは年末年始とお盆の休みにまとめてやっつけるというパターンになっていて、前回は FUJIYAMA『富士山大噴火』、ALL AMAZING BLAZING『Crimson Red』、懺悔の赤犬『白河以北一山百文』、SEVENTH『LOVE IN ROCK』、F.V.S『BRAVE NEW THE WORLD』の5枚でした。今回は7枚です。

 

CLOUD FOREST『Rebirth』

① Miraculous Guy

② Creatures of the Night

③ X-Active

④ The Battlefield

⑤ Everlasting

⑥ Love Song

⑦ Jekyll & Hyde in me

⑧ No Solution

⑨ Rebirth

 

 最初は CLOUD FOREST『Rebirth』です。2022年4月2日に大阪BIG JACK のライヴ会場で手に入れました。その直前まで「地獄の年度末」で、3/30が完成検査、3/31にすべり込みの健康診断を受診するという、本当にギリギリでした。

 そういうギリギリの生活をしていると、ライヴで自分を鼓舞したくなるんよ。皆さんもそうだと思います。そこで私が選んだのが CLOUD FOREST のライヴです。地獄の年度末があけた週末だし、思い切って大阪まで行きました。

 

 カツさんから CLOUD FOREST ライヴへお誘いいただきました。ABSOLUTE の楽曲とカツさんのヴォーカルスタイルが大好きで応援していたのですが、カツさんが ABSOLUTE での活動を終えて、CLOUD FOREST を新しい活動の場にすると知りました。じゃあファンとして応援しなきゃですよね。

 CLOUD FOREST のライヴが始まりました。やたらダークでヘヴィな音で、これまでカツさんのヴォーカルを ABSOLUTE や UNAFRAID(サポート)で聴いていたので、カツさんの見事な変わり身には驚いてしまった。そしてそれを見事にこなすカツさんの才能を改めて感じてしまいました。

 そしてカツさんから「CLOUD FOREST には宇都宮 ‘LEO’ 清志というスゴいベーシストがいる」と教えていただいていたので楽しみにしていました。すごかった! 非常にパワフルで、私がいつも言っている「ベーシストは自己主張しなければならない。そしてバンド全体の音をリードすべきである」というセオリーを地で行っているような感じです。素晴らしいベーシストさんですね!

 

 その時にやった曲が収録されたCDが、この『Rebirth』です(全部じゃないと思うけど)。

 聴いてみてちょっと戸惑ってしまった。ヴォーカルが K.JUNO さんという女性ヴォーカリストで、この人が見事な歌を聴かせてくれていて、非常に格調の高い楽曲に仕上がっています。同じ曲だけれど、ライヴで聴いたカツさんのヴォーカルとはタイプが違い過ぎる。

 カツさんから「そのCDを聴きながらライヴを脳内再現してくださいね」とか言われていたけれど、あまりにも違い過ぎるのよ。どうしよう・・・。

 

 だけどCDはいわゆる「作品」です。ライヴとは違う。今はカツさんがヴォーカルを取っているんだから、そちらを楽しまなきゃですよね。これからも応援させていただきます。

 と言いながら、このCDは素晴らしい「作品」です。皆さんもぜひ聴いてくださいね。超オススメです。

 

 写真は 2022年4月2日「CLOUD FOREST」ライヴから。