ライヴレポートとかCDレビューとか

 2024年5月5日の「今池遊覧音楽祭」を楽しみにしていました。お目当てのバンドは「DIGIT、銀河歌謡ショウ、今池コブラス、the Tiger、Kozmic Thrill、Mainheller」です。

 

『まえがき』

 毎年恒例の「今池遊覧音楽祭」に行きました。お目当てのバンドがいる年は参戦しています。と言っても、これまで1回しか行ったことがなかったんですけどね。

 

 それが2019年でした。Facebook つながりでも、参戦の機会がなかったトッキーさんのベースを聴きたくて「ナツOZ」と「DOUBLE SPEED 」のライヴへ参戦しました。

 それと「Missing Field」のライヴへ初めて参戦したのもその時でした。勝尾さんのドラムスを聴いたのが、その時が初めてでした。

 それが終わってから 急いで柴田@-hill へ移動して、UNAFRAID(現UNSOLUDE)のライヴへ行きました。やたらせわしかった記憶があって「あまり無理な計画はいかんよな」と思ったのよ。

「次は無理のない計画をして、今池の中だけでライヴを楽しもう」と思っていたら、知らんうちに5年たってしまったし。

 

 今年は昨年夏の今池まつりでのライヴへ行った「DIGIT 」と 祐子さんがいる 「銀河歌謡ショウ」がいるというので、参戦することにしました。

 そうしたら Pockyさんから「the Tyger」を超おススメいただいて、アラさんから「Mainheller」、テツさんから「Kozmic Thrill」ライヴへお誘いいただきました。

 

 それで スケジュール表を見ると「銀河歌謡ショウ」の次に、同じ HUCK FINNで「今池コブラス」というミカ ミカさんのバンドがあるのを知りました。

 それまでミカ ミカさんへ連絡したことがなかったのに「写真を撮らせてくれ」と遠慮なしに連絡したら、こころよく応じてくれました。ひどいヤツだよねえ。不謹慎にもほどがあるってヤツですよね。すみませんでした!

 

 結局6バンドのライヴへ参戦することになりました。時間配分に無理はないし、スタンバイOKです!

 

『ライヴレポート』

1「DIGIT」

 

 最初は DIGITです。場所は Valentine Drive。リストバンドをもらう TOKUZO がすぐ近くで便利な場所でした。

 バンドごとの入れ替えが基本ですから、次のバンドを待つ場合は店の前で待たなきゃならないのよ。そんな人のために、店主(店長)さんが店の前にイスを並べてくれたのは嬉しかった。誠意のある店ですね。

 

 そのイスに座って開演時間を待っていたら、こず恵さんがわざわざ会いに来てくれました。お目当てが近くの TOKUZO でライヴをするんだって。こういう場合は「通りかかった」だけなのかな。だけど「会いに来てくれた」と考えたほうが得ですよね。「おめでたいヤツ」とか言うなー!

 

 DIGIT のライヴが始まりました。会場内は人がパンパンに入って、えらい人気のあるバンドなのね。なんか嬉しくなってしまった。彼らはカッコ良いロッケンロールを聴かせてくれます。これが聴きたかったのよ。ライヴでは 彼らの音源CDでコーラスを担当した 中村彰一さん も参加して、非常に厚みのある音を聴かせてくれました。

 

2「銀河歌謡ショウ」

 

 HUCK FINN へ移動して、2バンドのライヴへ参戦しました。最初は「銀河歌謡ショウ」です。

 いわゆる洋楽ロックのイントロから入って、そのノリで昭和歌謡を展開するという音楽です。似たような感じのバンドが他にもありますが「こちらが元祖だ」と以前祐子さんからききました。

 

 HUCK FINN はハードコア系、というか個人的には エクストリーム系のライヴハウスという印象があって「銀河歌謡ショウ は HUCK FINN のカラーに合うんだろうか?」とずっと思っていたのですが、始まってみたら そんな心配は全然必要なかったです。どこへ行っても「銀河歌謡ショウ」は独自の路線を展開していました。というか、彼らがエクストリーム系の音楽をするとは思えないしね。

 

3「今池コブラス」

 

 お次は ミカ ミカさん のバンドで「デトロイトコブラス」というバンドのコピーバンドだそうです。デトロイトコブラス は 1990年代に結成されたバンド(ユニット)で、1960年代の音楽(オーティス・レディング とか ザ・ロネッツとか)をアレンジしています。

 個人的にはあまり縁のない音楽です。というか プログレ や パンクロック や メタル しか聴かない者が、そういう音楽を聴くことは まずないのよね。そういう音楽を聴く機会に恵まれたことに感謝しなきゃです。

 ミカ ミカさん の歌も、演奏も、とってもステキでした!

 

 以前から ミカ ミカさん が巧みに洋楽の曲を歌っているのは知っていたのですが、これまで接点がなかったのよね。唯一の接点は2年前に「mikamika & mercedes」というバンドで トッキーさん がベースを弾いていて、そのツテで写真を撮らせてもらったことがあるくらいです。

 HUCK FINN で 銀河歌謡ショウ の次にライヴをやると知って、前日に「写真を撮らせてほしい」と連絡してOKをいただきました。

 笑顔がステキな人がいたら、黙っちゃいられない悪いクセがまた出てしまったし。

 

 それと 今池コブラス では こうめ さんがギターを弾いていて、4年半ぶりに写真を撮らせてもらいました。その4年半前のイベントで、千晃さん と こうめさん が見事な歌を聴かせてくれていてね。千晃さん とはその後も接点があって写真を撮らせてもらっているのですが、こうめさん とは4年半接点がなかったのよ。久しぶりにステキな写真が撮れました!

 

4「the Tiger」

 ボトムラインへ移動して、このバンドのライヴへ臨みました。Pockyさんの超オススメのバンドで楽しみにしていました。

 女性ヴォーカルがとにかくカッコ良くて、声が出ていて 聴き惚れてしまった。

 個人的には ベース と ドラムス の絡みが見事で、いわゆるプロ級っていうのは、ああいうことを言うんじゃないのかね。見事な演奏でした。

 

 この日のボトムラインは「撮影・録音・録画 禁止」という貼紙がしていて、ell.SIZE が言うようなことを ここも言うようになってしまったのよ。残念! 今回だけなんだろうか? もしこの状態が続くなら、行く回数は極端に少なくなると思います。誘われたのじゃなきゃ行かないし。

 

5「Kozmic Thrill」

 

 3star に移動して、このバンドのライヴへ臨みました。

 前述のとおり テツさんにお誘いいただきました。3star に来たなんて何年ぶりだろう? 以前はやたらスモークを焚くところで、写真が撮りにくい印象があったけれど、今回行った中では一番撮りやすかったです。方針を変えたんかね。やりゃあできるじゃん! 偉そうかな。

 

 Kozmic Thrill は カルメンマキのカバーバンドだそうです。個人的に全然知らない領域です。日本の音楽はほぼ分かりません。だけどいろんなバンドさんの演奏を聴いて、それを少しずつでも克服できれば幸せだと思っています。

 美由紀さんの歌も、演奏も素晴らしかったです。

 

 それに今回は テツさんのドラムスが聴けるし、嬉しい限りです。「銀河歌謡ショウ」の 祐子さん と テツさん とは、めぐみさん との つながりがあって、ある意味 他人とは思えないのよね。そんなお二人に会うことができたのは、とても幸せでした。

 

6「Mainheller」

 

 最後は HUCK FINN へ戻って、メンヘラ のライヴへ臨みました。

 約1年ぶりのライヴ参戦です。彼らが「HUCK FINN はハードコアの聖地なので、メンヘラもハードコアに仕上げてきた」とかMCで言っていて、かなり音が変わっていました。1年たってこうなったんじゃなくて、この日は特別だったみたいですね。

 個人的にはそれが嬉しかった。銀河歌謡ショウ も 今池コブラス も、HUCK FINN で聴く音楽としては ちょっと毛色が違っていましたが、やっとそれっぽくなってきた感じですからね。

 

 それでも メンヘラ に変わりなくて、アラさんのフンドシも健在でした。今回は黒でした。目の前に峰子さんがいるのに、フンドシ姿になれたのは「あっぱれ」ですよね。私なら峰子さんがいたら、ようできませんわ。峰子さんも困ったろうね。

 いや、彼女は Pockyさんのズボンをさげていた前科があるし、その方面の耐性はあるのかも。違うかな。

 

 たのしいライヴでした。おいしゅうございました!