≪今日の読み物≫
「甲子」
「甲子」(かし・かっし・きのえね)とは、甲子待ち・甲子祭の略称。子祭ともいいます。
「甲」は陽の木、「子」は陽の水で五行相生して吉。十干十二支の組み合わせ60種のうちの「1番」で、目出度い日とされています。
この日、甲子待ちと称して子の刻(午後11時~午前1時)まで起きて、大豆・黒豆・二股大根を食膳に供え、大黒天を祀ります。子(ね)を、ねずみと結びつけ、ねずみを大黒天の使いであるとみなして、子の日に祀るようになりました。
甲子・庚申・己巳は、江戸時代に商家で盛んに行われました。現在でも各地に行事として残っています。
甲子は、日では60日で循環し巡り、年では60年で循環し巡ります。中国では甲子の年は政治上の変革があるとされ、甲子革命が説かれたりしました。日本でも甲子の年は、改元が行われました。
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「岐阜美江寺祭」
「美江寺」(みえじ)は、天台宗の寺院で、山号は大日山。院号は観昌院。通称「美江寺観音」と呼ばれます。本尊は十一面観音(国の重要文化財指定)。
美濃三十三観音霊場第十八番札所。岐阜観音札所第三番札所。東海白寿三十三観音第三十一番札所。
養老7年(723年)元正天皇の勅願により本巣郡十六条(現在の瑞穂市美江寺)に、空海の師である「勤操」を開山として創設されたと伝わります。
江戸時代、中山道55番目の宿場として栄え、その後天文年間に、斉藤道三が稲葉山城を築いた際、現在の場所に移して城下の鎮護としました。
本尊の「十一面観世音菩薩」は、乾漆十一面観音立像で奈良時代後期作の乾漆仏。近畿地方以外には珍しい脱活乾漆造(麻布を漆で貼り固めて造形した張り子状の像)の仏像。乾漆仏脱活乾漆造は、繊細な表現が可能なため天平時代に盛んに作られました。代表的なものは興福寺の阿修羅像。
千数百年の歴史がある「美江寺祭」は、五穀豊穣を祈願する祭りで、猩々(しょうじょう)面の翁が持つ「ひしゃくの底の抜け具合」で、その年の作柄の吉凶を占うという。祭りの終盤には「餅まき」が行われます。
「猩々面」は岐阜市指定重要文化財。作者は「春日仏師作」。猩々とは、中国の想像上の動物で、体は猿に似て朱色の長毛におおわれ、顔は人間に、声は小児の泣き声に似て、人語を解し酒を飲むといわれています。
美江寺◇岐阜県岐阜市美江寺町2-3
◇「JR岐阜駅」~バス
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素敵な一日でありますように
(癶▽癶)☆彡



