≪今日の読み物≫
 
 
本「豊川稲荷秋季大祭」
 
「豊川稲荷」(とよかわいなり)は、伏見稲荷大社、祐徳稲荷神社と並ぶ日本三大稲荷の1つで、商売繁盛の善神として有名。曹洞宗の寺院で、正式寺号は「円福山豊川閣妙厳寺」(みょうごんじ)。
 
 
稲荷は鎮守として祀られる「荼吉尼天」(だきにてん)のことで、本尊は千手観音です。「荼吉尼天」が稲穂を荷い、白い狐に跨っていることから「豊川稲荷」が通称として広まりました。
 
 
鎌倉時代、東海義易禅師の師・寒厳義尹が入宋の折、荼吉尼天の加護を受け、後に鎮守として祀られるようになりました。今川義元、織田信長、豊臣秀吉、大岡越前守忠相、渡辺崋山などの武人、文人達の信仰を集め、江戸時代になると、大岡忠相、渡辺崋山からの篤い信仰を受け、庶民の間では商売繁盛、家内安全、福徳開運の神として全国に信仰が広まりました。年間数百万人の参拝者が訪れます。
 
 
「稲荷神社」としては京都の「伏見稲荷大社」を総本山としていますが、「豊川稲荷」は神社ではなく寺院で、信仰対象は稲荷の部分はあるものの、伏見稲荷とは同一ではありません。また俗説に「平八狐」を祀っているとも。
 
 
豊川稲荷といえば「稲荷寿司発祥の地」とされますが、スタジオジブリ「平成狸合戦ぽんぽこ」に出てくる「平八狐」(鈴木平八郎の化身)を祀っているとしても有名になりました。徳川吉宗が将軍になる前のお家騒動「狐の戦い」に出てくるのが平八狐なのだそう。
 
 
「秋季大祭」は、豊年感謝祭で、神輿渡御や稚児行列が賑やかに行われます。境内にある高さ10m、直径5mの一対の大提灯が掲げられるため「大提灯まつり」とも呼ばれます。
 
 
豊川稲荷◇愛知県豊川市豊川町1
 
◇JR飯田線「豊川駅」徒歩5分
◇名鉄豊川線「豊川稲荷駅」徒歩5分
◇東名高速「豊川IC」から国道151号
 
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