2月5日に、私の大好きなサラブレッドが亡くなってしまいました。
ステイゴールドです。
このblogでも彼自身とその産駒について、幾度か記事にしてきました。

急逝が少なくないサラブレッド。
齢も二十歳の大台に乗り、“いつかはステイも…”と覚悟はしていたものの、やはり堪えました。
考えると泣けてきて、なかなか記事にできなかったです。
 
かつて広告の仕事に生きていた頃、心が折れそうになったとき、密かに頼りにしていたのはステイゴールドでした。
もちろん、友人や主人にも十分に支えてきてもらったと思います。
けれど、最後の仕上げにいつも奮い起たせてくれたのは、やはりステイゴールドでした。
ひたむきに走る姿と強い眼差に、「お前も、限界を超えていけ」と言われているような気がして、何度も背中を押されてきました。
 
まだ気持ちの整理がつきませんが、ステイゴールド産駒が元気にターフを走り、後継種牡馬も血を繋いでくれているので、もう応援するよりほかに仕方ありません。


ありがとうも、さようならも、言いたくないなぁ。
あともう一度だけ、会いたかった。
大動脈破裂であっさり逝くなんて、なんか“らしいなぁ”って思ったよ。
キレキャラやから、血圧高そうやったもんなぁ(笑)
はじめはヤキモキさせるけど、やるときはやるし、最後は予想を遥かに超える仕事をやって退けて、いつだって自分のペースで、引き際はあっさり…って。
現役の時から生き様が一貫しすぎやろ(笑)

またいつか、ステイそっくりのシャキッとした、最高にカッコイイ馬に会いたい。
ステイの生まれ変わりに会いたい。
ステイに会いたい。
ありがとう。
さようなら。