$everything flows
Paul Adolphus / The Dawn Wind
1973年日本産?アシッドフォーク。
オーストラリア人Paulがインド、スリランカ、スウェーデン等世界各地を放浪した後に京都に住み製作したという作品。
なので一応日本産でいいかなーと。
初っ端から尺八のようなフルートの音が聞こえ鐘の音がこーんと鳴り響く様はどう考えても日本。(琴も使われたりします)
なによりこのアルバムが持つ侘び寂び感がたまらなく日本。
さすが築200年の農家に住んだという本格派。
②④では英語の後にその日本語訳が拙い発音でそのまま歌われるんだが、歌詞がほんとに美しい。
シンプルで俳句のような世界観。
わかってるねぇ。
日本人でもなかなかこうはいかないんじゃないかな。
またPaulの歌が素朴でいいんだよねぇ。
全体的には太陽の光や頬を撫でる風のような自然の息吹を感じさせつつも、どこか密室的な雰囲気もあるという不思議な感触。
Paulとアルバムの発売元である卑弥呼レコードのMitsu Haradaと2人でほとんどの部分を作り上げたということも関係してるのかな。
とてもスピリチュアルであるという意味でなんだか凄くアシッドに感じるな。
YOUTUBE無いのね。

予習がてら聴こうと思ったMEWが見つからん。
売っちゃったんだっけなぁ。