フランスに実在していた、人類初の宇宙飛行士ユーリ・ガガーリンにちなんで命名されたガガーリン団地が舞台の映画。
多数の住民の反対にもかかわらず老朽化により解体されることになった団地に他の住民たちが退去した後も隠れて住み続ける天文学好きの少年ユーリを主人公に住処やコミュニティの消失といった過酷な現実と宇宙への憧れという相反する要素を描き、最後はおとぎ話のような非現実的とも言える結末にたどり着く印象的かつ貴重な一本。フランスが多民族国家化していることやロマの現実といった実情も伝えてくれる。観れて良かった。