実の姉と、

2年半以上前に大ゲンカをして以来、

会っていなかった。

 

 

つまりは、

私が子宮頸がんでの手術をした時から会っていないことになる。

 

 

それまでは、周りからも羨ましがられるほどの仲の良さだったから、

まさに青天の霹靂ガーン

 

 

病気になった家族にそんな態度をするのか??

ましてや、あんなに仲良かった姉が!?

とにわかに信じられなかったが、

世の中にはいろんな家族がいるし、

現実にそうなんだから仕方ない。

 

 

そんな兄弟仲を心配した親戚の叔父さんが、

今回姉と会う機会を作ってくれたわけだが、

そんな急に割り切れるわけでもなく、

どうしたらいいのか、

どんな顔して、

どんな態度で会ったらいいのか、

ギリギリまで悩みに悩んだ。

 

 

でも、ずっとこのままってわけにもいかない。

 

 

それにちょうど代替医療の精神セッションで、

今まで言えずに溜め込んできた思い、

吐き出せない思い、

悲しい感情、

などが消化・排泄できずにいたことが、

今症状が出ている場所にガンを作ったという話を聞いてきたばかりだった。

 

 

なので、家族にその思いをぶつけてくるように言われていた。

 

 

まさにグッドタイミングおいで

 

 

会うのは嫌だが、

このチャンスを逃してはならないと思った。

 

 

「思いっきり感情をぶつけてこい!

と代替医療の医師には言われたが、

私の何倍も口が立つ姉に対抗するためにも、

自分の言いたい事をメモして臨んだ。

 

 

そんな私の気持ちを知ってか知らずか、

姉は飄々と表れた。

 

 

姉の性格上、

神妙な面持ちでくるとは思ってなかったが、

予想通りというか、

いつもの茶化した感じで

ノリに任せようと思ったのか?

 

 

全く姉の考えてることは分からない真顔

 

 

でも私たち夫婦の空気感を読んだのか、

真面目な顔して、

今度は自分が調べた治療法について話はじめた。

 

 

???

真顔真顔真顔

 

 

上矢印その時の私はまさにこんな顔をしていたに違いない。

 

 

そんなことより先に言うべきことはないのか?

 

 

この2年半をうやむやにして、

なかった事にするつもりなのか?

 

 

もう話するのも嫌になったが、

私の課題は、

ちゃんと自分の思いをぶつけること!!

 

 

 

「それよりも、お姉ちゃんに話がある。」

と言って、話を切り出した。

 

 

 

長くなったので、

次に続く。