肺に転移したガンは取っても取っても出てくるしつこいやつ。
まるで、イタチごっこ。
主治医の先生は、
血液に乗せて全身に流せる抗がん剤をして欲しそう。
対する私は、やりたくない派。
そんな中、夫がノーベル賞の本庶佑先生のオプジーボが使えないかなぁ?と言って、
病院に電話していた。
(実際、外科の先生が扁平上皮癌にはオプジーボが効くとサラリと言ってたので、そこから気になっていた。)
薬剤師の方か、
どこの科の方か分からないけど、
「先生が言っているなら、使えるんじゃないですか。」
と丸投げのお答え。
私としては、前調べた時には、
子宮頸がんには適応外だと思っていたからノーマークだった。
でも、もし出来るならば、
免疫療法は試してみたい。
抗がん剤治療以外の選択肢があるのは心強い。
ただもう一度調べた感じだと、
やっぱり使えなさそう。
期待し過ぎず、
今日の婦人科の診察で聞いてみた。
結果、
やっぱり、
子宮頸がんには、使えない。
その代わり、
オプジーボと同じような薬のキイトルーダは子宮頸がんの適応です、と。
ちょうど私たちもその薬の事を聞きたかったので、
前のめりで話を聞く。
でもそれをやるには、
その前のMSI検査が陽性じゃないと使えない。
そして子宮頸がんでは陽性の人の確率はものすごく低いそう。
私が通っている病院では、
まだ陽性だった人はいないらしい。
でも治療の選択肢として、
検査してみる事にした。
検査は、手術で摘出した組織を外部機関に提出するから、
結果が出るまで1~2週間かかる。
余裕をもって、
3週間後に予約。
確率は低いので、
期待し過ぎず、
平常心で結果を待とう。