物理学の本を読めば、宇宙は無なんだ、真空なんだ、
ということについてちゃんと解説してあるよ、
と前回まででお伝えしましたが、
そのことについて書いてあるのがもうひとつあって、それが仏典です。

仏典に、この宇宙の秘密、創造の秘密、あなたとは何者か、など、
全部書いてあります。

「空」について書いたときに、コメントでも、般若心経の世界ですね、
といただきましたが、
ざっくり言うと、
般若心経には、この世は空であること、
法華経に、じゃあどうして空から世界が生まれたのか、空であるわたしが今ここに肉体をもって生きているのか、ということが書かれています。

ちなみに、「引き寄せの法則」も法句経(ダンマパダ)という経典にバッチリ書いてありました。
私は、エイブラハム から入ったので、知らなかったのですが、
引き寄せの法則は、この法句経を現代風、スピリチュアル風に言い換えたものですね。

わたし自身が目覚めたのは、あるきっかけでこれらの経典に出会って、
自分はどこから来たのか、
そしてどうしてここにいるのかを全部思い出したからなのでした。

で、お経とか出してくると、
宗教団体との関わりを勘繰る人もいるのですが、
わたしはどんな宗派も団体にも属していないので、それを最初にお断りしておきます。
ただ、Amazonで仏典を買って読んだというだけです。

仏典を読むようになったのもきっかけがあって、
そのきっかけに出会ったのにもきっかけがあって、そしてそれを辿っていくと、すべては縁で繋がってて、必然で、なるようになっていた、ということを改めて思います。

仏典を読み始めて思いますが、とにかく、強烈に開く感覚があります。

仏典を教本に、宇宙物理学や量子力学の本を副教本に、真摯に学んでいけば、
誰でも目覚めにはたどり着けますよ。
特別な能力も体験も何も必要ないです。
正しい努力は必要ですが。

ただし、まず、今世で仏典に辿り着けるか、というのと、
そして、仏典を読んだとしても、興味を持つか、そして理解できるか、というのは、
過去世までの積み重ねによるのですが。

ただ、日本に生まれた限り、仏教に全く興味がなかったとしても、
お葬式の時にはお坊さんが来るし、
ご飯の時に手を合わせたり、日常使う言葉の中にも仏教由来のものは多く、
基本的に馴染みがありますよね。
自分が興味さえ持って、本屋に行けば、自分の国の言葉で真理が全部書いてある経典を読めるというのは、ものすごいことです。
(信仰の自由のないところに生まれてきたら、仏典にたどり着くのは不可能に近いですから)

その意味で、今回日本人として日本に生まれて日本語が難なく理解できる、というのは、
長い長い転生の中でも、超特別なスーパーボーナスステージだと思っていいです。

何故なら、人間は誰も、
「私はどこから来てどこに行くのか?」
「何のために生まれてきたのか?」それを知るために生きているのですが、
その答えが身近にあるのですから。

そして、このスーパーボーナスステージを活かすも活かさないもあなた次第です。

(さらにつづく)

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note では、宇宙のはじまり、世界のしくみ、わたしの実体について、詩的に感覚的にお伝えしています。