確かに、現実は「自分」の反映です。
「自分」の信念や心がそのまま現実に現れています。
引き寄せているのは100%自分です。

でも、

自分はそんなこと望んでない!
なんでこんなことが起こるの?

ということを誰しも経験していて、だから、
それが信じられないという人も多いかもしれません。

何が「自分」なのか、どこまでが「自分」なのかがわかっていないと、
なかなかそのことを理解し受け入れるのは難しいかもしれません。
肉体と精神、思考だけが自分だと思っていると、わからないのです。

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こちらの図で言うと、
通常は、肉体と、1と2の部分を自分だと認識していると思います。

そして、2の部分と自分の望みを合わせていくことができれば、
望みは現実化していきます。
それを体験すると、
現実は本当に自分の反映だと感じられるようになってきます。

でも、それだけではなくて、3の部分(魂、ハイヤーセルフ)ももちろん自分です。
というよりは、こちらが自分の本体です。
そして、それは究極には「すべて」に繋がっています。

例えば、現世で成功したり、望みを叶えたりしても、
病気やアクシデントでストップがかかるようなことを、
実際に体験したり、見聞きしたことのある人も多いと思いますが、
これは、3である自分の反映で、そうなるんです。

2と3が同じ方向を向いていなければ、このようなことも起こり得ます。

自分を知る、というのは、1も2も3も知る、ということであり、
知れば知るほど、ほんとうに現実は全部自分の反映だということが、
わかってくるようになります。

生きていれば、すごく嫌なことだったり、大変なことだったり、
誰にでもそういうことは起こります。

そういうことが、
そもそもの魂の設定だったりもするし(生まれる前に自分で決めてきている)、
または、不必要な思考や信念を抱いているということもあります。

そのような経験を経て、今回の魂の望みに気づけるようになっていることも多いのです。
嫌な思い、つらい経験を経て、自分が本当に何を望んでいるのかを知ったり、
それに対処する方法を学ぶことが魂の目的の場合もあります。

自分が全部引き寄せている、と考えることはきついことも
もちろんあるかもしれません。
でも、全部、今回の人生の魂の成長のため、より深い気づきのために
(自分が選んで、そして自分という魂のために)起こっていること。

そこで、それを「誰かのせい」や「偶然」で片付けてしまうのではなくて、
自分の「気づき」に変えられるかどうか。
起こった悪いことを良いことに変えられるか。
一見、悪いことを引き寄せたと思っても、魂の視点からみれば全く悪いことではないのですから。
そして、あなたが気づけば、その一見悪いことが起こることもストップするでしょう。
もちろん、それをクリアしたらその次の課題に即した出来事が降ってくる、ということはあり得ますが。

そのようにものごとを捉えていくことが、今回の人生の魂の望み、目的、課題、テーマに気づき、それに沿って生きていくことのヒントになります。

「偶然」や「誰かのせい」にしてしまった方が、ラクなのは間違いありませんが、それは、真実から遠ざかる道です。
宇宙は、本人にとって不必要なことは起こしませんし、起こりません。

魂である本当の自分の視点から考えると、見えてくること、気づけることがたくさんあります。
そして、それがわかればわかるほど、感謝や幸せを感じやすい状態になり、そうなれば、さらにシンクロや引き寄せが起こるという良い循環になってきます。


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