前回の記事で、「今は生活が苦しくて、もう少し良い経済状態を望んでいる」例をあげました。

お金を使わないで生きていける人は、少なくともこの日本社会には、今現在ほとんどいないかと思いますので、お金については程度はあれどみな関心があると思います。
ですので、まず、この例を取り上げたいと思います。


前回も書きましたが、いきなり「自分の経済状態は豊かだ~」なんて思い込むのは無理なので、無理はしないでください。

あなたのしなくてはいけないことは、自分の信じられる範囲で、今の「生活が苦しい」という思いより、少しだけ気分のよくなる考えを見つけることです。

例えば、
「生活は苦しいかもしれないが、食べるのには困ってないな」
「生活は苦しいかもしれないが、昔よりは良くなっているな」
「生活は苦しいかもしれないが、昨日食べた〇〇は美味しかったな」
「生活は苦しいかもしれないが、少し切り詰めてお金を貯めたら欲しかった〇〇は買えそうだな」
「生活は苦しいかもしれないが、とりあえず明日は給料日だな」
「生活は苦しいかもしれないが、今日はかわいいあの子と話ができたな」


こんな感じで、今よりほんの少しで構わないので、良い気分になれる考えを探していくのです。
少しでも気持ちがよければ、何でも良いです。


「生活は苦しいけど、明日宝くじが当たるはずだ」と思うと、「そんなことあるわけないだろ~」という自分がでてきて、抵抗を感じると思いますが、上記の例でしたら、特に抵抗を感じず、思考をめぐらせることができるのではないでしょうか?

「生活は苦しいかもしれないが、とりあえずネットはできてるな~」
でもいいですね。これなら、この記事を読んでくれている方全員にあてはまりますね。


引き寄せの法則は正確に働きますので、あなたが少しでも気分が良くなっていけば、少し気分のよくなる現実が引き寄せられてきます。

そこで、少し気分の良くなる現実が引き寄せられてくると、さらにそこから少しだけ気分のよくなる思考を選ぶことができます。そして、また少し気分の良くなる現実が引き寄せられ・・・と、正の連鎖が始まっていくのです。

こちらの記事「過去は過去」 で取りあげた負の連鎖とは反対の連鎖が始まっていきます。


何事も一気に到達はできません。
(お金の問題に関して言えば、お金がなくとも、本当にお金持ちと信じ込めればそれも可能ですが、それができないのでみなさん苦労されているかと思いますので、少しずつやりましょう)

一気にはいきませんが、この「少し気分のよくなる考えを探す」ことは、最初は難しくてもだんだんとうまくなってきて、どんどん現実が良くなってくるスピードもアップしてきますので、長い道のりだと思う必要はありません。
ゲーム感覚で探してみてください。


どうですか、これならできそうだと思いませんか?

最初は、こんなことに何の意味があるのかと思うかもしれません。

しかし、「生活が苦しい」と思っていれば、現実になるのは「苦しい生活」なのです。
思考をちょっと気分の良い方向へ向けても、何の損もしませんので、まずはやってみてくださいね。


また、誤解のなきよう書いておきますが、このやり方は、現状の良いところを感じてそこで満足する、いわゆる「足るを知る」ということを促しているわけではありません

これは、本当の意味での喜び、楽しさ、幸せ、そして自由の追求のほんの第一歩なのです。
終わりはありません。
自分の望みに応じて、自分の好きなだけ追求していくことができますが、まずは初めの一歩が大事ですので、小さなことから実践してみてくださいね。


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