欲しいと思うほど得られない? | 折れない心をつくるシンプルな方法

折れない心をつくるシンプルな方法

潜在意識を意識化し、本来の自分に気づいたとき、頑張らなくても心から望む人生を自ら創造的に生きることができます!
今日より明日、あなたの毎日がきらきらと輝きますように!
            心理セラピスト/メンタルコーチ 渡邉 千恵

今年も残りわずか。
この1年を振り返ったり
「来年どうしたいか?」を考える時期になりましたね。


この時期
ゴール設定や目標達成するときに
よく言われるのが
自分の願望や夢を紙に書き出すことです。


誰でもやったことがあると思いますが
どうなりましたか?

新年に決めたことを書いても
だいたい2月ぐらいには忘れてます(笑)


これ、なぜでしょう?


「自分が決めたことができない」とか
「地道に続けられない性格のせい」
とか思ってませんか?


実は
書くことがダメなのではなく
目標の決め方、設定の仕方が違うのです。



例えば
お金が足りないと思っている人が
「もっとお金が欲しい!」
「お金持ちになりたい!」
と思って

お金持ちになりたいと紙に書いて
モーレツに祈ったとしましょう。


この人はお金持ちになれるでしょうか?

残念ながら答えはNOです。


この人がお金持ちになりたいと
祈れば祈る(欲する)ほど

“今、お金がない状態である”ことに
フォーカスし

“お金が得られない状態をつくり続けてしまう”
からです。


「欲するということは
 その欲しいものが
 永遠に得られないということである」
  〜バシャール〜


これはスピリチュアルな話ではなくて
人間の脳の認知の仕方と
思考現実化の仕組みの話です。


欲しいと思えば思うほど

脳はそれが
自分には “ない”ことにフォーカスし
“ない” という信念を強化します。

逆もまた然りで

“ある” ことにフォーカスすれば
“ある” ことが増えていくのです。


つまり
自分の望んだことが
現実化していくかどうか?は

個人的能力や才能の問題ではなく

『脳の機能と意識の使い方がわかっているか?』

ということにかかってくるわけです。


「頑張ってやり遂げる」とか
「不断の努力をする」と思う時

その前提は

「頑張って、努力しなきゃダメな自分」
「そのままでは“足りない”自分」なので

脳はダメな自分を証明する現実を作ります。


逆に言えば
その仕組みと意識の使い方を理解していれば

頑張らなくても
自分の理想の状態を実現していくことは
年齢や環境に関係なく
いつでもいつからでも可能なのです。