こんにちは!
心理セラピストの渡邉千恵です。
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自分原因説を
自分責めに使わない!
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このところのご相談で
“自分原因説”と“鏡の法則”
に関する勘違いから
悩んでいらっしゃる方が多かったので
少しそのことを話しますね。
日本人は因果応報とか宿命といった
仏教思想がベースの内向型だから
何かが起こったときに
その原因を自分の内側に求めがちです。
それはね、
日本人の持つ
謙虚さだったり誠実さだったり
素晴らしいところなんだけれど
反面、それが
必要以上に
自分を苦しめていることが
本当に多いんです。
話は戻って
セッションしたSさん。
職場の中で続けて何人かに
自分の仕事ぶりに対する非難を
受けたんですね。
「すべて(の出来事)は
自分が起こしているんだから
人から嫌なことをされたり
言われたりしても
結局自分のせいなんですよね?
だから苦手な上司や同僚のことも
好きにならなきゃいけない。
自分に原因があるのだから」
ということを言われました。
だからますます自分を責めて
無理矢理上司も好きになろうとして
苦しかったんだそうです。
でもそれ、違います。
自分原因説って
自分が悪いっていう意味じゃないんです。
相手=自分なのではなくて
相手を通して見えるのは
自分の潜在意識に隠れている
自分でも思ってもみなかった
まだ完了してない
悲しみだったり
怒りだったり
恐れだったり
罪悪感だったり…
つまりは
自分が本当は感じていたのに
なかったことにしていた、
自分の潜在意識に眠る感情と
それが未完了だったために作った
“自分とは○○な人!”
“世の中って○○なところ!”
という思い込みです。
例えば子供の頃
お母さんが
お姑さんにいじめられていた、
とします。
それを見ていたあなたは
愛するお母さんを助けたいんだけれども
そうするには幼過ぎて
どうしていいかもわからなくて
ものすごくはがゆくて
自分の無力さを感じるんですね。
するとね、
幼いあなたは自分にバツをつけるんです。
大切なお母さんを
救うことができなかった自分はバツ。
ダメな子、できない子、
あるいは罪な子。
だからね
自分が自分をバツにしたから
周りがあなたに×をつけるの。
先程のSさんもセッションしていくと
家族関係の中で
自分が責められる人、
だめな人、って決めてました。
潜在意識は見えないから
自分が自分に対して
どんな思い込み(信念)を作って
それを握りしめているかは
わかりませんよね。
でも実は目の前に起こる問題や
自分に向けられた他人の言葉の中に
その信念を知るヒントがあるのです。
私のセッションや講座では
自分ではなかなか気づくことができない
潜在意識にある思い込みについて
あるがままに観て
ご自身で
続けるかやめるかの
選択をしてもらいます。
いい、悪いではありません。
そういう色々な
ややこしいことを作ってきた自分も
大切な愛おしい自分です。
そしてそのことに気づいて
選択できれば人は自由なのですから。
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私はね
いつもいろんな方のお話を伺いながら
人ってね、
ものすご〜くめんどくさいことを
するんだけれど
それがね、ものすごく愚かだけれど
愛おしいな〜って思うんです(^-^)/*
ところでセッション終わって
前出のSさんですが
あれほど悩んでいた数々のことが
全く気にならなくなり
驚いたことに
上司は全く別人のようになったそうです。
他人と環境は変えられませんが
あなたの潜在意識に在る
思い込みを変えることで
嫌いな上司も世界も変わるんです。
なぜならあなたの観る現実は
あなたの信念によって作られるからです。
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8月31日(水)の夜からスタートします。
ありがたいことに
すでに半分以上のお申込をいただいていますので
残席わずかです。
近々詳細をアップしますね。
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今日も読んでくださったあなたへ
心からの感謝を込めて。
初夏の日差しが眩しい季節ですね。
いい日でありますように!
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