その仕事のやり取りの中で
面白い気づきがありました。
あることのベース案を私が作って
チームのまとめ役の方に投げたんです。
大きなプロジェクトですから
その方が更に各チームと連携を取って
調整や修正をして進めていくのですが
そこで何かしらの変更があると
必ず私に確認をしてくださるんです。
どこを通してから私に戻すか、
あるいは確認する順番に
とても気を遣ってくださる。
その方はほんとうに気配りの人で
調和を重んじ
絶妙のつなげ方をされるからです。
先日その方から
とても申し訳なかったと
言われたことがあったのですが
実は私はなぜ謝られたのか
まったくわからなかったんです。
それはその方と私の視点
モノゴトの捉え方
あるいは重きを置いているところが
まったく違うからなんですね。
人はモノゴトや
自分の周りの世界・人を認識するとき
独自の物差しや傾向を持っていて
同じことを経験しても
まったく違うことがらとして
認識しています。
でも同じ体験をしたということだけで
自分と相手が同じことを感じている
一緒だと思い込むのです。
ところがAさんとBさんの中で
起こっていることは
実はまったく違っています。
最初のプロジェクトの話に戻ると
その方は人とのコネクションの仕方や
進め方を含めた
細かなプロセスというものが
とても大事なのだと思います。
それに対して私は
結果オーライなところが強いから
途中経過は全然こだわらない。
そのこだわってないところで
謝られたのでピンとこなかったのです。
これが逆な場合もありますね。
自分がものすごくこだわっている、
あるいは大事だと思っていることに
相手がまったく無頓着だったりすると
猛烈に腹が立つ。
イライラする。
許せないと思う。
それがトラブルの元になる。
じゃあ、円滑に進めるにはどうすればいいのか。
大事なのは相手と自分は
違う視点を持っているんだと
常に認識すること。
自分勝手な思い込みで
期待をしないこと。
そして相手の世界観
視点がどこからきているのかに
注意を向けること。
関心を持つこと。
寄り添おうとすること。
さらにはわからないことは
きちんと聞く。
話し合うこと
なのではないかと思っています。
どれも当たり前と言えば
しごく当たり前の話ですが
実は忘れがちなところです。
そうして
お互いの個性や価値観を
尊重し生かし合えたら
人間関係やコミュニケーションは
格段に楽になりますね。
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