自分の話し方を意識して聴いてみよう! | 折れない心をつくるシンプルな方法

折れない心をつくるシンプルな方法

潜在意識を意識化し、本来の自分に気づいたとき、頑張らなくても心から望む人生を自ら創造的に生きることができます!
今日より明日、あなたの毎日がきらきらと輝きますように!
            心理セラピスト/メンタルコーチ 渡邉 千恵

自分のすること、仕事を説明するとき


~ねばならない。
~が当然だから。
~べきだから。


などの言葉を使っていないでしょうか?


例えば、ねばならないと
決めたのは誰ですか?
これは自分が決めたようで
自分の気持ちから出たことではありません。


こういう無意識に(選ばずに)発している言葉は
実はあなたの本心を表していることが多いんです。


じゃあ、なぜ
~ねばならない、のでしょう。


それが常識だから?
それをみんながしているから?
みんながしていることを
あなたがしたら、
それはあなたの幸せですか?

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ある人があの山に登ろう!と決めました。
それはとてつもなく大きくて高い山だったけれども
その人はあらゆる困難を乗り越えて
遂に山の頂上にたどり着きました。


とても幸せそうでした。


それを見ていた人が
やはりその山に登ることにしました。
そうしてあらゆる問題を乗り越えて
必死で努力して
やはり見事にその頂上に立つことが出来ました。


しかし想像していたような達成感も
喜びも湧いてはこなかったのです。
むしろ、
こんなに頑張ったのに
努力に努力を重ねたのに
なぜなのだろうと
どこか虚しさがこみ上げてくるのでした。


最初の人と
それをまねて登った人の違いはなんでしょう。


最初の人は誰に言われた訳でもなく
ただ、自分が登りたかったから
登ったんですね。
それで幸せになりたかった訳ではない。


ところが
その人を見て
そうなりたいと思って登った人は
そもそも山が目的ではないですね。


それが幸せそうに見えたから。
その状態になれば
自分も幸せになれるかも?
という外付けの動機です。

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世界的な指揮者カラヤンに
ある人が質問をしました。


どうしたら私も
あなたのような素晴らしい指揮者になれますか?と。


カラヤンは
「どうしたら指揮者になれるか?なんて
考えてみたこともない」
と応えたそうです。




理由が必要なもの。
考えなければ出来ないものは
まず、あなたにとってほんとうに必要なのか?
それはほんとうに常識なのか?


そこを問いかけてみることこそ
必要なのかもしれません。



カラヤン