でもね~、基本、こういう話好きなのです。
今日は心理の話とはちょっと違って
私のマニアックな趣味の世界ですから、
興味ない方はスルーでお願いします( ̄Д ̄;
ということで、、
昨日に続きガイア・シンフォニーの話です。
上映後の監督と佐治晴夫さんとの対話が
また、ほんとうに面白かったので。
佐治さんは、御歳80歳になられる理論物理学者で
数々の著書もある知る人ぞ知る方だそう。
(私は全然知らなかったのですが ^-^::)
昨年11月には、ダライ・ラマ法王との対話
「宇宙・生命・教育」を開催したりと
自然科学と人文科学との対話に力を注いでいるというから
やっぱりちょっと異色の科学者なのかもしれません。
以下、その佐治さんのお話の抜粋です。
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宇宙から出て宇宙に戻るという1コマが我々の人生。
自然の営みがあって木々が光合成して
酸素を創りだしてくれるから
すべての生き物が生存出来る。
つまり、木を切るというのは、
我々の命を切り取るということ。
樹の精霊の声を聴くというのは
宇宙の摂理に触れることなんだ。
(音ということの大切さについて)
私たち人間は音によって何かを保てる。
言葉を持たない時代から
人は音で交信したんだ。
旧約聖書で神様と通じるとき
神は姿は表さないで
声でコンタクトしたんです。
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映画に登場したジャック・マイヨールさんは
1976年、素潜りで推進100mを越える記録を作り、
人間の生命力に関する科学の常識を破った人。
"グラン・ブルー"(Le Grand Bleu)と言う映画を
観た方もいらっしゃるでしょう。
私もあの映画が大好きでした。
第2番では
こよなく海を愛し
イルカと縦横無尽に戯れる姿が
ずっと映し出されます。
水族館で人間を楽しませるために
尽くして来たイルカ達が
余生を自然の海の中で静かに過ごすために
イルカの老人ホームを作る、という夢を
喜々として語っていた彼が
なぜ自ら命を絶ってしまったのかは
知る由もありませんが
彼が語ったこの言葉と
んんんんん…
というマントラのような声が
限りなく碧い海の色と共に
今でも心にこだましています。
「推進100メートルの青い静寂の中で聞こえる音がある。それは、音というより、宇宙の大いなる生命の響き、ヨガのマントラ“オーム”に似ている。」
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太古の昔、人がまだ言葉を持たなかったころ
二本足で歩行するために
生き物として非常に弱くなってしまった人間は
自分たちが生き抜くために
お互いが助け合わなければいけませんでした。
そして言葉以外の
様々な方法でコミュニケーションを取りながら
お互いを助け守り合って生きていきたから
いま、こうして人類が生存しているのですよね。
また、月や太陽の
風や大地や
森や
鳥や虫や
あらゆる生き物の
声を聴き
そのエネルギーを感じ
それと共存して生きていたのです。
ジャックが深海の死との狭間の世界で
確かに聴いた音。
私たちの内側にも
確かに響く音。
それは命の音なのかもしれません。
そして宇宙に響く音と
私たちそのものが放っている音を
きちんと共鳴させることが出来たら
人はもう少し生き生きと生きられる気がします。
更新第68日目。
今日も読んでくださってありがとうございます。
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