体育祭の練習が始まった。
スカイレース(ほうきやフェイクウイングという道具で空を飛んでレースをする競技)、徒競走、暴走玉入れ(暴れまわる玉を使った玉入れ)など様々な競技がある。
レオンは力が強いので、ブロック割り競争に参加が決まった。
ブロック割り競争には、コスモやバルゴラも参加してる。(魔法力が強い人が優先的に参加が義務付けられてるが、レオンとコスモは『物理的』に力が強いという理由で参加している。)
そして、今は力をつけるための残留特訓中である。
「へえー。残って練習なんて、えらーい!」
ユウナの声が聞こえた。
レオンは気付かなかったふりをした。
ユウナが現れるとろくな事がないことは、算数のテストで9点をとったことがあるレオンにだってわかっていた。
「ちょっとー。聞いてるぅー?無視しないでよぉー。」
「・・・。」
「あ、もしかしてまだ腕の事怒ってるのー?ごめんねー。あの頃はー。」
「・・・。」
「そっかー。レオンちゃん練習熱心なんだねー。前のお詫びに練習手伝ってあげるー。」
ユウナが言い終わった瞬間、物凄い早さで野球ボールが飛んできた。
「防御も大事だよぉー!」
ユウナの仲間がバスケットボールも飛ばしてくる。
___手伝いどころか邪魔だっての。
レオンは負けてられるかと飛んでくるボールを弾き飛ばそうとした・・・が、無理だった。
バスケットボールは大丈夫だが、野球ボールは無理だった。
ボール攻撃はまだまだ続いてる。体はボロボロだ。
「何やってんの?」
という誰かの声でボール攻撃はピタっとやんだ。
そこには、バルゴラの妹 ピースがいた。
「レオンちゃんの特訓のお手伝い・・・。」
「嘘つき。さっきから見てたよ。」
いつものように嘘をつこうとしたユウナの言葉をピースが遮った。
「人をいじめるのって最低だね!」
ピースは真正面からユウナを睨みながら言った。
「ああっ、もう、あのチビムカつく!今日は撤収!いくよ!」
「え?片付けは?」
「きれい好きのチビに任せとこ。」
とか言って、ユウナ達は去ってった。
「後片付けしないなんてひどっ・・。」
ピースがぼそっと呟いた。
「って!大丈夫!?血が出てる!保健室行こっ!」
ピースがこっちを見て、言った。
「どうしたのー?誰が血、出てるのー?って、うわあ・・・。」
小太りの男の子が入ってきた。
「えー、どこー?わ、ボールが散らかってるー。」
と言いながら細い体型の男の子も入ってきた。
「えー?なになにー?」
と顔を出したのは闘牛のような角の生えた女の子だ。
確か、太っているのがセイ。痩せてるのがリト。女の子はフローラって名前だ。
「ピース、一緒にレオンを保健室に連れて行こ。」
フローラが駆け寄って、レオンの左手をつかむ。
「オッケー。」といいピースはレオンの左手を掴んだ。
「セイとリトはボール片付けておいて。」
と、ピースが言うと
「・・・あ、わかった。」
と二人が返事をしてボールを片付け初めた。
4人の中でリーダー的存在なのはピースらしい。
★
「また、彼女ですか・・・。」
保健の先生 ケイロン先生に、ユウナの事を話すと呆れたようにそう言った。
「決定的証拠があれば、停学や退学が出来るんですけどね・・・。」
と言いながら消毒液を塗る。
「決定的証拠ってどんなの何ですか?」
ピースが訊いた。
「写真やムービーとかですね。」
と先生は答えた。
___良いことを聞いた。あの馬鹿をギャフンと言わせる方法、見つかったかもしれない・・・。
レオンはそう思うと痛かった体がなんともなくなってきた気がした。
スカイレース(ほうきやフェイクウイングという道具で空を飛んでレースをする競技)、徒競走、暴走玉入れ(暴れまわる玉を使った玉入れ)など様々な競技がある。
レオンは力が強いので、ブロック割り競争に参加が決まった。
ブロック割り競争には、コスモやバルゴラも参加してる。(魔法力が強い人が優先的に参加が義務付けられてるが、レオンとコスモは『物理的』に力が強いという理由で参加している。)
そして、今は力をつけるための残留特訓中である。
「へえー。残って練習なんて、えらーい!」
ユウナの声が聞こえた。
レオンは気付かなかったふりをした。
ユウナが現れるとろくな事がないことは、算数のテストで9点をとったことがあるレオンにだってわかっていた。
「ちょっとー。聞いてるぅー?無視しないでよぉー。」
「・・・。」
「あ、もしかしてまだ腕の事怒ってるのー?ごめんねー。あの頃はー。」
「・・・。」
「そっかー。レオンちゃん練習熱心なんだねー。前のお詫びに練習手伝ってあげるー。」
ユウナが言い終わった瞬間、物凄い早さで野球ボールが飛んできた。
「防御も大事だよぉー!」
ユウナの仲間がバスケットボールも飛ばしてくる。
___手伝いどころか邪魔だっての。
レオンは負けてられるかと飛んでくるボールを弾き飛ばそうとした・・・が、無理だった。
バスケットボールは大丈夫だが、野球ボールは無理だった。
ボール攻撃はまだまだ続いてる。体はボロボロだ。
「何やってんの?」
という誰かの声でボール攻撃はピタっとやんだ。
そこには、バルゴラの妹 ピースがいた。
「レオンちゃんの特訓のお手伝い・・・。」
「嘘つき。さっきから見てたよ。」
いつものように嘘をつこうとしたユウナの言葉をピースが遮った。
「人をいじめるのって最低だね!」
ピースは真正面からユウナを睨みながら言った。
「ああっ、もう、あのチビムカつく!今日は撤収!いくよ!」
「え?片付けは?」
「きれい好きのチビに任せとこ。」
とか言って、ユウナ達は去ってった。
「後片付けしないなんてひどっ・・。」
ピースがぼそっと呟いた。
「って!大丈夫!?血が出てる!保健室行こっ!」
ピースがこっちを見て、言った。
「どうしたのー?誰が血、出てるのー?って、うわあ・・・。」
小太りの男の子が入ってきた。
「えー、どこー?わ、ボールが散らかってるー。」
と言いながら細い体型の男の子も入ってきた。
「えー?なになにー?」
と顔を出したのは闘牛のような角の生えた女の子だ。
確か、太っているのがセイ。痩せてるのがリト。女の子はフローラって名前だ。
「ピース、一緒にレオンを保健室に連れて行こ。」
フローラが駆け寄って、レオンの左手をつかむ。
「オッケー。」といいピースはレオンの左手を掴んだ。
「セイとリトはボール片付けておいて。」
と、ピースが言うと
「・・・あ、わかった。」
と二人が返事をしてボールを片付け初めた。
4人の中でリーダー的存在なのはピースらしい。
★
「また、彼女ですか・・・。」
保健の先生 ケイロン先生に、ユウナの事を話すと呆れたようにそう言った。
「決定的証拠があれば、停学や退学が出来るんですけどね・・・。」
と言いながら消毒液を塗る。
「決定的証拠ってどんなの何ですか?」
ピースが訊いた。
「写真やムービーとかですね。」
と先生は答えた。
___良いことを聞いた。あの馬鹿をギャフンと言わせる方法、見つかったかもしれない・・・。
レオンはそう思うと痛かった体がなんともなくなってきた気がした。