心臓病になったのだろうか。
レオンはたまに心拍数が上がる。来週、病院行こうかな。なんて考えている。
「・・・ちゃん。レオンちゃん!」
リブが呼んでいた。
「無視しないでよ。さっきからずっと呼んでたよ。」
「そうなの。」
「そうだよ。ねえ、最近どうしたの?うつ病?」
「や、なんでだよ。」
どんなときもレオンはツッコミを忘れない。
「でも、なんかあるよねー。絶対。」
ジェミーはレオンの顔を覗きこんで言った。
「病気かな。なんか最近、急に心臓がバクバクしたり、気分が良くなったりするんだよね。ああ、心臓病じゃなくて、もっと、その、あれ、精神的なアレかな。んー。なんだろう?」
レオンはリブに訊ねた。
「・・・。はにゃ?」
リブは、首を傾げた。
「え・・・。全部聞いてない系?」
「うん。ジェミーちゃんと絵しりとりやってた。」
「マジかよ・・・。」
レオンはため息をつく。
「んー。これでどうだ!」
「えーと、これかな?」
「そう来たか・・・。じゃあ・・・。」
楽しそうだ。
「どうしたのー。楽しそうだね。」
ピースが突然現れた。
「絵しりとりだよー。」
ジェミーが答える。
「へえ。そんなことより、レオン。」
ピースがこっちに体を向ける。
「はい。」
「お兄ちゃんのこと、すきでしょ?」
満面の笑みで声を潜めてピースが言った。
「え!そうなの。」
ジェミーが顔をこっちに近ずけていった。
「違うって。」
すかさず否定するレオン。
「もしかしてレオンちゃんの心臓、そのせいじゃないの。」
リブが言った。
「違っ・・・って、やっぱ聞いてたのかよ!」
リブは事実とあべこべ」なことを言うことがたまにある。

___でも、もしかしたらそうかもしれない。

よく思い出せば、『あの人』を好きになった時も同じ感じだったから。