真央ちゃんのオリンピックは無事幕を閉じました。
あれほど長く感じた四年間。
待つのは長いかったけど試合はあっという間に終わりました。
そんな中で真央ちゃんはたくさんの表情を見せてくれましたよね。
バンクーバー入りした直後の空港。
出待ちのファンの大きな声援に笑顔で手を振ってこたえる。
「本当にすべてが楽しみです」
キラキラした目で15歳の時に戻ったような、天真爛漫な笑顔で。
待ちきれないと顔に書いてありましたね。
見てて自分も楽しみになってきました。
ご飯をゆっくり食べてたら練習間に合わなくてついた3時間後に練習開始。
真央ちゃんらしい!
まあゆっくり食べた方が消化にいいです(笑)
サブリンクでの練習は感覚が違うからとパスする人もいる中で真央ちゃんはすべての練習に出ました。
たくさん練習をすればするだけ安心できるという真央ちゃんとしては当然のことなのでしょう。
調子はとても良いとたくさんのニュースで言われていました。
わたしはそれでも少し不安。
練習で出来ていても本番でミスが出てしまうというパターンが真央ちゃんは意外とよくあったから。
だからショートの日の真央ちゃんが滑っている時間は、緊張で手が冷たくて授業どころではありませんでした。
友達が「2位だよ!」ってこっそり教えてくれたとき、点差がわからなかったので何かミスをしたのかノーミスなのかとても気になって、いつもより授業がながびいていたので「早く授業終われ!」と半場キレぎみでした。
授業後すぐさまYahoo!で調べたら、真央73点、キムヨナ78点の文字が。
ノーミスだったと言う記事を見て、ほっとするのと同時に、はやくみたい!ととてもわくわくしてました。
そんな感じだったのは私だけではありませんでした。
クラスのあちこちで、「真央ちゃん2位だよ!」「4点差だよ!」とみんなで情報交換。
実は真央ちゃんの演技が始まる前の昼休み、みんなでワンセグをみていたんです。
オリンピックの力は偉大ですね。
男子も女子も、お昼を食べているグループでそれぞれ見ていました。
真央ちゃんがもう少しで始まると言うのに、無情にも授業開始の鐘がなったのでした。
結局私が真央ちゃんのショートの演技を見れたのは夜の放送の終わり際ににもう一度真央ちゃんの演技を放送したとき。
外せない予定があり帰ってくるのが遅れてしまった。
でもそんなのも忘れるくらい、良い演技で笑顔でした。
お花のように美しく優雅でエレガントなステップ、スパイラルにスピン、そして笑顔。
でもたまに出ちゃう素の真央ちゃんの嬉しくて楽しくてしょうがない真央ちゃんの笑顔。
2種類の笑顔を見れてもう大満足。
最後のぴょんぴょん跳んで中央に向かった真央ちゃん。
幼いときに戻ったみたいで本当かわいい!
リンクから出てきた真央ちゃんをついついタラソワより先に行って抱きしめたジャンナ先生もかわいかった(笑)
ジャンナ先生って何気に無邪気ですよね。
そして、タラソワの抱擁は本当によくやった!と熱いものでした。
マラディエツ!
真央ちゃんが良い演技をしたときに必ず言うロシア語。
よくやった、という意味らしいです。
この言葉を言うときのタラソワの表情といったら。
真央ちゃんよりも得意気な顔でもうニッコニコ。
可愛い教え子が良い演技をするってとても喜ばしいことなんでしょうね。
そんなタラソワもどキュートです。
キスクラでは、「エアロティアラ小町~!真央だよ~」
犬かーい!でも真央ちゃんらしい!
真央だよ~はもう何て言うか愛くるしいですね、もはや。
インタビューでは敬語だからたまにみれる家族にしか見せない真央ちゃんは
必見ですよね!
どキュートどキュート!
点が出たとき驚いた表情でジャンナ先生の方を向いてたけど
ジャンナ先生はもっと出ると思ったのか厳しい表情で頷いてましたね。
それと・・・こんなこと気にする人は少ないだろうけど点数でた瞬間真央ちゃんが見たのはタラソワでなくジャンナ先生だった。
ずっと一緒に練習してたのはジャンナ先生だし、もしかしたらタラソワより信頼してるのかな?
どうでもいいくらいに小さなことかもしれないけど、長いことタラソワと会っていなかったりするから信頼関係の築きようがないのかも・・・。
な~んて色々考えちゃいました。
まあそれはそれでおいといて、4.72差というのにはちょっと安心。
真央ちゃんのいうように、いつもは10点近く離されますからね。
フリーが楽しみで楽しみで。
翌日の練習から真央ちゃんはまたたくさんの3Aを跳びます。
調子は良い。
ついに明日となったとき、私はテスト勉強で長いこと起きて日をまたいで勉強。
その日のニュースは真央ちゃん逆転なるか、とか公式練習の映像とか、とにかく真央ちゃんだらけ。
その日のテストの最終科目のとき、書き終わった直後からまた手が冷たく…!
終わって、一目散にワンセグ!
まだ始まっていなくてほっとしたのと同時に、鈴木さん暫定一位でやった!
で、レピストとかを見て、ついに最終グループ。
公式練習からずっとみてました。
そしてフラット、ミキティ、キムヨナ。
ついに真央ちゃんの番。
がんばれ、がんばれと友達と2人で固唾を飲んで見守りました。
アクセルを二本降りてやった!
それからフリップのコンビ、スピン。
そしてスパイラルでは大歓声が。
大歓声も後押ししてとても迫力のあるダイナミックなスパイラルでした。
すごい、と圧倒されました。
ループを危なげなくこなしたとき、もう大丈夫だな、と思いました。
でも直後、フリップの三連続の最初のフリップで軸が斜めになり、フリップとループの間にターンが入ってしまった。
ひやっとしました。
でも転ばずに耐えた。
次から切り替えていけば、と思ったらトウループで引っ掛かりシングルに。
もう驚いて驚いて。
最後のアクセルはしっかりと決め、ステップに入りました。
ステップはさすが、もう引き込まれました。
あんな表情が出来るようになるなんて思ってもみませんでした。
可愛らしい"真央ちゃん"は鐘というプログラムには存在しませんでした。
世界にしっかりと、強くかっこいい"浅田真央"を見せつけたのです。
大きく振りをこなし、曲にあわせてスピーディーに、でも魅せるところは魅せて。
強弱があって素晴らしい。
観客もステップ終わってから大歓声。
みんなに与えたものの衝撃の大きさは相当なものだったはず。
実際あたしは鐘が大好きになりました。
ここまで出来るとは、本当に驚かされた。
でもスピンを終え、最後のポーズをとった真央ちゃんの表情は
悔しさがにじみ出ていました。
笑顔でお辞儀を済ませたあと、もう笑うことはありませんでした。
キスクラでは泣くのをこらえ、思い腰をあげてインタビューに答えます。
でも・・・やはりどうしてもこらえることはできませんでした。
顔はみるみる歪んで、目からは涙が次々に流れ出てきます。
「悔しい」
悔しさが伝わりました、十分なほど。
今までの真央ちゃんの「悔しい」の中で一番だったんじゃないかな。
「納得はしていない」
「でも自分のできることはすべてできた」
すべてが本心でしょう。
「銀メダル嬉しい」より「とにかく悔しい」の方が大きかったのは見ていて伝わってきました。
なんども言葉をつまらせて、頑張ってインタビューをうけつづけました。
「あっという間でした」
アクセル二本降りた喜び、思いがけない二つのミス。
いろんなことがたった4分で終わりました。
最近では試合で涙を見せることは少なくなりました。
必死にこらえる姿をなんども見ました。
でも今回ばかりは・・・ずっと夢だった金メダルを取れなかったのは余程大きなことだったのでしょう。
悔しい気持ちは隠せるほど小さなものではありませんでした。
表彰台で何度も流しそうになるたびに必死にこらえた涙。
今までの楽しさや苦しみ。
私は金メダルが欲しかったんだ。
銀でも銅でもない、真ん中に立ちたいんだ。
どうしてあのとき踏ん張れなかったんだろう。
どうしてあのときすぐ跳ばなかったんだろう。
いろんなことを考える度、涙がそのつど込み上げてきたのでしょう。
大会終了二時間後。
真央ちゃんは秀造さんが出てるテレビに出演。(ちなみに試合終了直後クッキーを食べたそうです。他番組より)
そして内緒で舞ちゃんも出てきました。
最初はおー!っと喜んで抱きつく2人ですがやっぱり安心したんでしょうね、大号泣でした。
真央ちゃんは黒い涙を流していました!
2人で「まだついてるよ」なんて言いながら目元をぬぐってあげたり。
そして、舞ちゃんがお母さんからの手紙を読み始めました。
舞ちゃんは泣きながら読んでるし、真央ちゃんももう顔くしゃくしゃになりながら泣いてるし。
ごめんねって気持ちもあったかもしれません。
一夜明けて。
真央ちゃんは笑顔で会見。
「銀メダルも嬉しい」
寝たら気持ちも落ち着いたと。
昨日は悔しいだけだったと。
そしてロシェットは真央ちゃんに感謝しているそうです。
「真央がトリプルアクセルに果敢に挑む姿を見て悲しいことを忘れて正直燃えた。」
真央ちゃんの姿勢はたくさんの人に影響をあたえているんですね。
今日のニュースも真央ちゃんだらけ!
みんなよくやったとか言ってて。
あと街の人は大画面の前で足止めてみてた。
イチローも悔し涙はすごいと言っていた。
みんな真央ちゃんが頑張ったの知ってるから。
次、世界選手権頑張ってね!