写真1枚から動画が作れる時代に、私が「EveryGen」を使い始めた理由

SNS用のショート動画を作っていると、いつもぶつかる壁があります。撮影する時間がない、編集が面倒、そもそも動画にできる素材が手元にない。特にTikTokやInstagramリールは更新頻度が大事なので、毎回ゼロから撮って編集していたら、正直続きません。

そんな中で最近よく使っているのが、AI動画生成とAI画像生成をひとつにまとめたクリエイティブツールEveryGen AIです。テキストや写真から動画を作れて、ダンス動画のようなテンプレートも用意されています。この記事では、実際に触ってみて分かった機能、使い方、料金、そして良い点・気になる点を正直にまとめます。

EveryGen(エブリジェン)とは?

EveryGenは、AI動画生成・AI画像生成・AI音声などをブラウザ上でまとめて使えるクリエイティブスタジオです。運営は米国で登録されているEveryGen LLCで、公式サイトでは「AI Video Generator & Creative Studio」と紹介されています。

特徴は、ひとつのモデルに縛られず、複数の最新AIモデルを用途に応じて選べること。テキストから動画(Text to Video)、画像から動画(Image to Video)、参照動画を使った動画生成、さらに既存動画の編集まで、1つのサービス内で完結します。

EveryGenの主な機能

1. 複数モデルから選べるAI動画生成

動画生成では、公式サイト上で次のようなモデルが紹介されています。

  • Seedance 2.5:ネイティブ音声付き、マルチモーダル参照に対応し、1回の生成で最大30秒のシーンを作成
  • Veo 3.1 Fast / Veo 3.1 Quality:Fastは品質と速度のバランス型で最初・最後のフレーム指定に対応、Qualityは画質とカメラワークの制御を重視
  • Wan 3 Image To Video / Reference To Video / Video Edit:画像からの動画化、複数参照でのスタイル制御、既存映像のAI編集
  • Kling 3.0 Motion Control:参照動画の動きを被写体に移す「モーション模倣」が得意

Seedance 2.5では、参照画像は最大30枚、参照動画と参照音声はそれぞれ最大10本まで使えると案内されています(利用できる入力は作成モードによって異なります)。

2. AI画像生成・画像編集

画像では、Nano Banana 2、GPT Image 2.5(最大16枚の参照画像に対応)、Wan 2.7 Image Pro(多言語の文字描画に強い)、Seedream 5.0などが選べます。キャラクターや商品ビジュアルを画像で作り、そのまま動画スタジオに持ち込んでアニメーション化できるのが便利です。

3. ショート動画向けの専用ツール

SNS運用者にうれしいのが、ショート動画に特化した機能群です。

  • Shorts Studio:ショート動画制作用のスタジオ
  • Long Video to Shorts:長尺動画からショート動画を作成
  • Short Clone・Viral Remix:バズ系ショートの制作をサポート
  • AI Ads:広告・UGC風動画の作成
  • AI Motion Graphics:モーショングラフィックス動画の作成

4. ダンス動画などのバイラルテンプレート

写真を用意するだけで試せるテンプレートも豊富です。たとえば「AI Gas Station Dance Video」「STORM II」のようなダンス系、2枚の写真を音楽デュオ風にする「Hotel Lobby AI」、ポートレートに映画的なカメラワークを付ける「Bullet Time Video」、スケッチを動く映像にする「Sketch to Video」などがあります。

5. 無料ツールと開発者向け機能

動画→GIF変換、MOV→MP4変換、動画圧縮、動画結合といった無料ツールもあります。また、ClaudeやChatGPT、Cursorから使えるMCPサーバーも提供されています。

EveryGenの使い方(ステップ解説)

  • ステップ1:EveryGen公式サイトにアクセスしてアカウントを作成します。新規アカウントには画像・動画ツール用のクレジットが付与されます。
  • ステップ2:メニューから「AI Video」「AI Image」、またはテンプレートを選びます。
  • ステップ3:使いたいモデル(例:Seedance 2.5、Veo 3.1 Fastなど)を選択します。
  • ステップ4:プロンプト(作りたい映像の説明)を入力し、必要に応じて写真や参照動画をアップロードします。
  • ステップ5:生成ボタンを押し、完成した動画を確認。気に入らなければプロンプトやモデルを変えて再生成します。
  • ステップ6:ダウンロードしてTikTokやリールに投稿します。

写真1枚から動画にしたいなら、Image to Video(画像から動画)のページから始めるのが一番わかりやすいです。

こんな使い方がおすすめ

  • TikTok・Instagramリール・YouTubeショート:撮影なしでショート動画のネタを量産
  • ダンス動画:自分やペット、キャラクターの写真をテンプレートで踊らせる
  • 商品紹介・広告:商品画像から広告動画やUGC風動画を作る
  • 長尺動画の切り抜き:配信や解説動画からショートを作成
  • イラストの動画化:スケッチやキャラクター画像を動くシーンに

料金プランと無料で使える範囲

公式の料金プランページによると、月額プランは以下の4つです(2026年11月時点・米ドル表記)。

  • Lite:月19ドル/毎月1,000クレジット/同時生成1件
  • Basic:月29ドル/毎月2,000クレジット/同時生成2件
  • Pro:月59ドル/毎月5,000クレジット/同時生成3件/1日25枚の無料AI画像
  • Ultra:月99ドル/毎月9,000クレジット/同時生成6件/1日100枚の無料AI画像

有料プランはいずれも透かし(ウォーターマーク)なし・商用利用可で、年額払いなら最大58%お得と案内されています。クレジットは30日間有効で繰り越しはできません。なお無料で試す場合、新規アカウントには画像・動画ツール用に10クレジットが付与されますが、Studio、AI Motion Graphics、Short Cloneは有料プランまたはクレジットパックが必要です。

正直レビュー:メリットとデメリット

メリット

  • Seedance、Veo、Wan、Klingなど複数の動画モデルを1か所で使い分けられる
  • 画像生成から動画化まで同じサービス内で完結する
  • ダンスなどのテンプレートやショート向けツールが充実していて、SNS運用と相性が良い
  • 有料プランは透かしなし・商用利用OK

デメリット

  • 無料クレジットは10と少なめで、本格的に使うなら有料プランが前提
  • 料金はドル建てで、クレジットの繰り越しができない
  • サイトの表記は英語が中心なので、慣れるまで少し戸惑うかも

よくある質問(Q&A)

Q1. EveryGenとは何ですか?

EveryGenは、AI動画生成・AI画像生成・AI音声などをブラウザでまとめて使えるクリエイティブスタジオです。運営は米国のEveryGen LLCです。

Q2. EveryGenは無料で使えますか?

新規アカウントには画像・動画ツール用に10クレジットが付与されるので、無料で試せます。ただしStudio、AI Motion Graphics、Short Cloneの利用には有料プランかクレジットパックが必要です。

Q3. 写真1枚からダンス動画は作れますか?

はい、EveryGenには「AI Gas Station Dance Video」などのダンス系テンプレートやImage to Video機能があり、写真から動画を作れます。

Q4. どんなAIモデルが使えますか?

動画ではSeedance 2.5、Veo 3.1、Wan 3、Kling 3.0 Motion Controlなど、画像ではNano Banana 2、GPT Image 2.5、Wan 2.7 Image Pro、Seedream 5.0などが使えます。

Q5. 1回で何秒の動画を作れますか?

Seedance 2.5を使うと、1回の生成で最大30秒の動画を作れると案内されています。長さの上限はモデルやプランによって異なります。

Q6. 料金はいくらですか?

月額プランはLite(19ドル)、Basic(29ドル)、Pro(59ドル)、Ultra(99ドル)の4つで、年額払いなら最大58%お得になります。

Q7. 作った動画は商用利用できますか?

有料プランでは商用利用が可能で、透かし(ウォーターマーク)も入りません。

Q8. TikTokやリール向けのショート動画にも使えますか?

はい、Shorts Studio、Long Video to Shorts、Viral Remixなどショート動画専用のツールがあり、TikTokやInstagramリール向けの動画制作に使えます。

まとめ

EveryGenは、「撮影なしでSNS向けの動画を作りたい」「複数のAIモデルを試したい」という人にぴったりのAI動画生成・AI画像生成ツールです。無料クレジットは少なめですが、まずは写真1枚から動画化やダンステンプレートを試してみると、その手軽さが実感できると思います。気になった方はEveryGenをチェックしてみてください。