普段から気になっていた事柄だが、まだまだ深く掘り下げてリサーチが出来ていないので、今後の課題としてここに簡単にメモをしておくことにする。ベストセラー本だが、こちらも近い将来読んでみたい。
This is your brain on music, - Understanding a human obsession -, by Daniel Levitin
幼児から児童期にかけて音楽経験が与える影響について:
1)語彙が増えるのではないか。
音楽のピッチを聞き分けたり、メロディーを覚えるということは、言語においても聞き分けが上手になるということなので、言語音声を聞くことも特になるという研究結果もある。児童期(12歳まで)を見た時に、語彙の習得に一躍を買っているということだ。
2)自己肯定感と仲間意識の発達。
音楽は古来より集団内の結びつきを高めてきた。狩りの時、意識を高める儀式など、それは一人一人の自己肯定感や自信をサポートし、またグループの結びつきを高めるものであったのだろう。音楽を他の子供達と共に協力しあって作り上げていくような経験は、協調性をつける他にも、個々の達成感や自信にもつながる。
3)究極の脳内エクササイズ。
音楽教育を受けた子どもたちは聴覚をつかさどる右脳の皮質分野が厚くなり、加えて右脳と左脳のコミュニケーションが強化されることが証明されたそうです。脳が筋肉であるとすれば、楽譜を読んだり楽器を演奏したりすることは、脳にとって究極のエクササイズというわけです。(エルシステマジャパンのウェブサイトから伐採)。
うちの二人の娘も参加しているエルシステマ系列のオーケストラ。日本にもあるらしいです。とてもお勧めです。