新聞を読んでいたら、Orwellian societyとあった。内容はヘイトスピーチを取り巻くイギリスでの状況。欧州連合が掲げる言論の自由とヘイトスピーチ規制法の垣根を討論したもの。ジョージ・オーウェルの1984もかなり以前に読んだ、しかし”オーウェルのような”みたいな意味合いのこの言葉が既に辞書に載っているような表現の仕方というのは知らなかった。

 

Orwellian (adv)

= It is used to describe a political system in which the government tries to control every part of people's lives, similar to that described in the novel "Nineteen Eighty Four" by George Orwell. 

 

言論の自由、個人の自由についてのポリシーや人々のデリカシーについて、イギリスはとてもいいバランスで来ているような気がする。日本のTwitterでの、よってたかっての中傷発言というものは、もちろん無いわけではないが、そんなものにあまり人々は注目していない感じである。出る釘は打たれる、右へ同じ、という日本の風潮が肌に合わなくて外国に住もうと思ったのもきっかけである。なので、このようなニュースが新聞のトップ面に出ているのがイギリスらしいなと思った。