論理学者のひとりごと | ブルベ冬夏の試行錯誤録

論理学者のひとりごと | ブルベ冬夏の試行錯誤録

試行錯誤する日々を綴る備忘録。
✔ パーソナルカラー:クールウィンター(1st)×クールサマー(2nd)
✔ 顔タイプ:クール寄りのソフトエレガント
✔ 骨格:ナチュラル(ハイファッション)
✔ 気質:論理学者(INTP-T)
✔ 肌質:超乾燥肌・超敏感肌

編み物しながら見てたこの映画。

 

最後ゾッとした🥶

 

ネタバレ書くんで見てない人は見てから読んでね。

 

 

誰も知り得ない真相を匿名で話して

視聴者から投げ銭をもらって何百万も稼げてしまう

というアバターライブ番組。

まずその発想が面白かった。

 

でも同時に、

何らかのトラブルで素顔見えちゃうんじゃないの?

と思いながら見てた私は勘が鋭いw

 

とはいえ、あまり先を読まずに見ることが多いから

結末を予想せずに楽しんで見れた。

 

説明するのは面倒だから割愛するけど、

最後の問いかけがゾゾゾっとした。

 

  1. 自分の個人情報を晒しますか
  2. この女(犯罪者)を殺しますか
 
自分ならどうだろう、と考えたあと、
どっちを選んでも詰むという現実に直視する。
 
個人情報を晒せばもちろん詰むし、
かといって殺す方に投票しても殺人に加担することで詰む。
いずれにしても視聴者はあの会場にアバターとして参加していることで
ログインするために必要な個人情報を全て渡してしまっているわけで。
 
でも多くの視聴者はそのことに気づいていないようで
簡単に投票してしまっていたのが人間って怖いなと思った。
 
このどっちを選んでも詰む質問というのが、
聖書を知っている人なら思い浮かぶあるエピソードがある。
 

すると、律法学者たちやパリサイ人たちが、姦淫をしている時につかまえられた女をひっぱってきて、中に立たせた上、イエスに言った、 

「先生、この女は姦淫の場でつかまえられました。 モーセは律法の中で、こういう女を石で打ち殺せと命じましたが、あなたはどう思いますか」。 

彼らがそう言ったのは、イエスをためして、訴える口実を得るためであった。

しかし、イエスは身をかがめて、指で地面に何か書いておられた。 

彼らが問い続けるので、イエスは身を起して彼らに言われた、

あなたがたの中で罪のない者が、まずこの女に石を投げつけるがよい」。 

そしてまた身をかがめて、地面に物を書きつづけられた。 

これを聞くと、彼らは年寄から始めて、ひとりびとり出て行き、ついに、

イエスだけになり、女は中にいたまま残された。 

そこでイエスは身を起して女に言われた、

「女よ、みんなはどこにいるか。あなたを罰する者はなかったのか」。 

女は言った、「主よ、だれもございません」。イエスは言われた、

「わたしもあなたを罰しない。お帰りなさい。今後はもう罪を犯さないように」。〕 

ヨハネによる福音書 8:3-11

 

だから、普通は他人を罪に定めて殺すという判断はできないはずなのだが

日本人はとかく「自分には罪がないから犯罪者は殺すべき」と簡単に考えやすい。

映画の中でも「2. この女(犯罪者)を殺しますか」への投票数が多かったのが印象的だった。

 

正解はきっと、「どちらにも投票しない」だったのではないかと個人的には思う。

けど、それが「逃げ」であり、彼らに許されないのだとするならば

やっぱり自分も2を選んでしまうのだろうな。。。

 

かといって、普通に考えて復讐の対象が間違ってると思うのは私だけじゃないはず。

自分たちを晒して稼いでいた親たちや仕事しない警察が対象なのは間違いないのにな。

 

とはいえ他人をネタにして稼ぐことも危険なんだろうなって

ネット社会では肝に銘じた方がいいかもしれない。。。

 

あなたならどっちを選ぶ?

 

 

 

 

noteでこんな企画をやっていたから

読んで見て参加することにした!

 

早速書いたんだけど、すごすぎたから是非読んでほしい!

AIすごー!