潮風と時間 | こころもよう

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日々、感じたこと、考えたことを綴るブログ

先週金曜日に、茅ヶ崎の家に帰って来た。

駅を出て、タクシー乗り場に並んでいると
風が潮の香りを運んで来る。


茅ヶ崎に来たことを、実感する瞬間だ。


駅のタクシー乗り場だと言うのに
タクシーは1台も見当たらず
10分15分待って、ようやく
ロータリーに空車が入って来た。

この、のどかさ。

ここが茅ヶ崎だと言うことを
もう一度、実感する。



2ヶ月ぶりの茅ヶ崎。

都心の気温より1〜2度低いと思う。

もしかしたら
ただの、気のせいかも知れない。


家に着いたら、休む間もなく
掃除機をかけ、モップでフロアの
拭き掃除に取り掛かる。

各部屋の窓を開け
窓の桟に溜まった埃を拭き取り
ようやく、お茶を飲む気になる。


若い時は、全然
きれい好きではなかった。

部屋が多少、汚れていても、気にせず
ごろごろしながら本を読んでいた。


いつから、きれい好きに転向したのか
自分でも、わからない。


私の若い頃を知らない友達は
私を根っからのきれい好きだと
思っているから、ちょっと
申し訳なくもあり、可笑しくもある。


時間的な余裕が

今の私には、ある。



歳をとった今、一番、有難く思えるのは
この時間的な余裕かも知れない。

お金以上に時間が大事だと思ってしまうのは
残り時間が少ないから?なのか。




クリップ


空に落ちて行く 感覚