久しぶりに「あの頃」へ | 日々アイドリング!!!

久しぶりに「あの頃」へ

仲間由紀恵さんが出演しているAUの誰でも割のCM。


仲間さん「ちょっと、相談したいことがあって……」
男「えっ、ボクでいいんですか?」
仲間さん「その……誰でもOKなんです!」


フツーは相談を持ちかけてきておきながら「誰でもいい」なんて言われたら、相談された立場としてはあまりイイ気持ちはしないものですけど、それが仲間由紀恵さんだと違う。むしろ、グッと来ませんか?だって「誰でもいい」と言われたほうが…


リアルじゃないですか!


仲間由紀恵さんが、名前のある「個人」としての私ではなく名前のない「大衆」としての私に相談を持ちかけている。演者とそれを観る大衆という関係、これがもっともナチュラルな関係。仲間さんには「大周さん(仮名)」と呼ばれるより「大衆さん」と呼ばれるほうが体が自然と反応できるというもの。誰でもOK、と言うとき逆説的にTVの前の私を名指している感じを覚えるんですね。もういっちょ…


リアルじゃないですか!


話は変わって、昨日久しぶりにTBSラジオ「伊集院光の深夜のバカ力」を聴きました。中高生のときは半熱狂的な支持者でしたが、大学に入ってからはパッタリと聴かなくなってしまったので、聴いたのは4年ぶりぐらいになります。大好きだったフリートーク部分ではなくネタ部分からしか聴けなかったのですが、内容はあまり変わっていませんでした。合間のジングルも「おお懐かしいぃ」というものが結構あり、「あの頃」のことがいろいろと思い返されてきましたね。自分の半分が被害妄想、半分が自意識過剰でできているような学生で(今思うとそれが当時の若者の一部でのトレンドだったような気もします)、伊集院さんのラジオはそういうところに打って響かせるラジオでした(魅力はもちろんそれだけじゃないですけどね)。中高生の時分に夢中になっていたものを今振り返ってみると、当時とはまるで違った視点から見れるので、まぁ時として美しい思い出に傷をつけることになることもありますが、今となってはそれさえも楽しめたりするものなので、みなさんにもオススメします。