多くの高齢者が、ピンピンコロリが理想だと言っています。でもこれはソで、じゃあ今逝けといわれたら、いやもうちょっと、もうちょっとと、少しでも長生きを願っているようです。でもそうは言っても、寝たきりで長生きするのは辛いですね、金欠で長生きするのも辛いですが。

そして一番怖いのが認知症になること。筋萎縮症はじめ各種障害で体が動かなくなって頭だけシャッキリしているというのも辛いですが、体がしっかり頭がグダグダってのも困ります。最後の少しの期間だけとか、ちょっとボケたくらいなら許容範囲内ですが、完全にボケてしまって長生きしたら傍迷惑、本人は良いのかも知れませんが、そうはなりたくないものです。

 

認知症にはいくつかのタイプがあるといわれています。

① アルツハイマー型認知症(約65〜70%)最も多く、海馬(記憶の司令塔)の萎縮から始まる。物忘れが主症状。

② 血管性認知症(約15〜20%) 脳梗塞や脳出血により脳細胞が死滅。歩行障害や感情の起伏が激しくなる。

③ レビー小体型認知症(約4〜5%) 実際にはないものが見える(幻視)や、手足の震え(パーキンソン症状)が特徴。

④ 前頭側頭型認知症(約1%) 脳の前頭葉などが萎縮。万引きや社会のルールを無視するなどの行動異常が出る。

⑤ その他  アルコール性、正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫など。

 

治療法ですが、これらのうち、もっとも発症しやすい①アルツハイマー型の根本的治療は現状不可能ですが、については、アリセプト等の抗認知症薬により、記憶力の低下を一時的に緩和、「レカネマブ(レケンビ)」や「ドナネマブ」などの新薬で、脳内のゴミ(アミロイドβ)を取り除き、初期段階での進行を数ヶ月〜数年単位で遅らせることが可能になりました。

次に頻度の高い②血管性についても根治は現状不可能ですが、脳梗塞などの再発を防ぐための血圧管理や抗血小板薬で進行を食い止めることができます。

 

どうも、罹ってしまうと、後戻りは難しいようです。

一方、認知症の約40%は生活習慣の改善で予防(発症を遅らせる・軽減する)が可能であると言われています。一所懸命、予防に努めるしかないです。


・高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の予防・管理:特に「血管性」と「アルツハイマー型」に有効です。

← いろいろ楽しいことを我慢して清く正しくつまらなく生きますか?
・運動: 1日30分程度の有酸素運動(ウォーキングなど)が脳の血流を改善します。

← チラシ配りのアルバイトがあれば一石二鳥ですね。
・食事: 野菜、果物、魚(オメガ3脂肪酸)を中心とした「地中海食」や「和食」が推奨されます。

← これって一見質素に見えますが、高く付くんですよね。
・社会的交流: 孤立を避け、家族や友人と会話を持つことが脳への刺激になります。

← 数独などのパズルをしても頭を疲れさせるだけです。
・感覚器のケア: 難聴の放置は認知症の大きなリスク要因となるため、必要に応じた補聴器の使用が有効です。

← 補聴器、高いんですよね。小さいからすぐなくすし。

・歯周病のケア:歯周病菌がアルツハイマー病の発症や進行に関連しているという説があります。

← 歯をみがきましょう。幸いキスする機会に遭遇しても、相手の歯をしらべてからにしましょう。

 

このうち、最も大事なことは「社会的交流」、人との交流だと思います。

家族友人がいないひとは、居酒屋なんかでくだまくしかないですが、お店に迷惑だし、毎日飲んでは体に悪い。

最近はスーパーも無人レジになってきたので、買い物がてら店員さんと(迷惑承知で)二言三言言葉を交えるのもできなくなりました。

AIで「板打ち」するいう手もあります。ChatGPTかなんかで、「お話相手になってください」とお願いすると相手してくれます。

ちなみに、私が、毎日駄文を書いているのも、ささやかなボケ対策です。交流にはなりませんが、相手がいるつもりで虚しく発信しています。ボケ防止どころかだんだん危ない方向に向かっているような気もしますが。

 

ところで、最近の研究では、認知症は伝染する可能性があるのだそうです。

 

ひとつは、夫婦間での発症リスクが約6倍高いという研究結果があります。

似た者夫婦で生活環境が似通っていることと、また介護による心理的・身体的ストレスが引き金になっている可能性があります。また、気分が移るということも考えられます。
 

もうひとつは、「感染症」説。 アルツハイマー病患者の糞便をラットに移植する実験で伝染がみられたそうです。

ウィルスに感染すると、アミロイドβやリン酸化タウといった物質の増加が確認されたことから、腸内細菌を介して伝染(伝播)する可能性が指摘されているそうです。先に触れたように、歯周病菌がアルツハイマー病の発症や進行に関連しているという報告もあります。 

 

そう言えば、子供の頃、お母さんから言われました。ジャイアンちゃん、悪い子だからあのこと遊んじゃ駄目。

学校では先生から言われました。不良グループとつるむんじゃない。

会社に入ってから上司から言われました。バカと付き合うとバカになる。仲間とつるんでないで俺の言う事聞け。

そして今、友人たちは、みんなどこかしらボケています。「孤立を避け、家族や友人と会話を持て」とのお言葉ですが、半ボケ老人とばかり付き合っていては、いけませんかね。

 

私、今日から1週間、バングラデシュに行ってきます。

この国、もともとインドだったのですが、宗教対立で東西にあったイスラム教徒の多い地区が分離独立、パキスタンを建国、その後、インドを挟んで飛び地で、文化的にも縁遠かったので、内戦を経て東側がバングラデシュとして独立したという経緯のある国です。

国旗は緑豊かな大地を象徴する緑地に赤い太陽、日本の日の丸を参考にしたと言われるように、親日国といわれていますが、在住日本人は1000名ほど、訪問者はビジネスも併せて年間5千人から1万人程度と多くはありません。

 

観光資源としては、世界遺産のシュンドルボン(マングローブ林)やパハルプールの仏教寺院遺跡群がありますが、わざわざ行く目的のひとつは、インドを上回る「アジアの混沌」。安全でさえあればこういうの好きなんです。首都ダッカの人口密度は2,023年時点で1平方キロメートルあたり約29,000人超(東京23区はこの1月現在15,848人)と世界でも最も人口稠密都市となっており綺麗好きの方にはお勧めしません。

 

最貧国のひとつとか、児童労働が横行しているとか、水質汚染・ゴミが散らかり放題とか、あまり評判がよろしくない。貧しいからゆえの悲劇なのでしょうが、頑張って工業化を急ぐと今度は空気が汚れてくる。昔の日本でも四日市ぜんそくとか、水俣病とかがありましたが、単なる通過地点で、次第に改善されるのだと良いのですが。

 

おまけに、大気汚染度が世界一なんだそうです。同じ国でも都市にもよりますし、気象条件などで変動するので、世界一とは言いすぎですが、旧インドのインド、パキスタンと並びワーストの常連です。

 

世界で最も汚染された都市 | IQAirでは、ライブランキングが公表されています。

予定稿を書いている2月4日午前現在では、デリー(インド)、ダッカ(バングラデシュ)、ラホール(パキスタン)が上位争い、ベトナムのハノイ、中国の杭州、成都、武漢、北京、パキスタンのカラチ、インドのコルカタ、ムンバイ

 

国レベルではどうでしょう。

世界で最も汚染された国2025 | AQIランキングでは、堂々の1位。2位はパキスタン、3位はインド、4位がバーレーン、5位がネパール、中国は13位、ラオスが14位、モンゴルが19位都市では、1位デリー(インド)、2位から12位もインド、13位がダッカ(バングラデシュ)、14位から17位までまたインド、18位がペシャワール(パキスタン)、19位から35位までまたまたインド、36位がTachov(チェコ)、37位インド、38位カシュガル(中国ウィグル自治区)、39位ラホール(パキスタン)、40位から50位までインド、とこういう具合です。

 

南アジアと言うと、熱帯雨林が広がり空気がきれいそうなイメージ。東南アジアをとってもラオス、カンボジア、モンゴルといった名前を聞くと、海洋や大河に面して緑豊か、空気が良さそうなイメージですが、実態はこれらの国、深刻な大気汚染に苦しんでいるのだそうです。内陸国家でもネパール、この国はエベレストやアンナプルナ、マナスルと8千m級の高山に抱かれ、写真を見る限りは思わず深呼吸したくなるほどの景色ですが、カトマンズは名だたる空気汚染都市。昔はヒマラヤの山々を仰げたのに今では曇って見えないといわれています。

 

人は見かけによらないものです、どんな美人でも一緒になれば実は、という話はゴマンとあります。

映像をみるだけではわかりません。人には沿ってみろ、国には行ってみろ、です。

いえ、嫁さんの悪口書いているんじゃありませんよ。誤解なきように。

 

ということで、行ってタップリ空気を吸ってきます。水は流石にヤバいので飲みませんが。

 

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タワゴトにお付き合いいただきありがとうございました。

明るいウソをモットーとしています。万一どなたかを傷つけるような内容があったらご指摘ください。

たまには旅行にいくようにしています。海外一人旅など記録を、「ついでにちょっと旅」に残していますのでよろしかったらご笑覧ください。

2月11日は建国記念日、今でもこれに反対する方々もおられますが、もう戦後80年も経っています。独立国として自分の国に誇りをもって、それをベースに外国の国々、方々とも共生していくという姿勢を明確にして、この日を祝いたいものです。

 

この建国記念日、他国の多くが制定している「独立記念日」と比較してユニークです。

 

◯  まず 「独立」ではなく「国家の成立」を祝う点です。
世界の多くの国々、特にアジア、アフリカ、中南米の諸国は、近代において宗主国から独立した経験を持っており、その日を「独立記念日(Independence Day)」として祝っています。これに対し、日本はイギリスやデンマークなどと同様に「植民地からの独立」という経験がないため、独立ではなく国家の成立=建国そのものをしのぶ日となっています。

 

◯  次に、明確な記録も残っていない非常に古い時代からあるので、史実と言うより神話に基づいた時点を建国の日としている点です。即ち、神話上の初代天皇である神武天皇が即位した日(紀元前660年)を起点としています。
他国では例えば、アメリカなら1776年の独立宣言採択、 フランスなら 1789年のバスティーユ襲撃(革命記念日)、韓国では 1945年の日本からの解放、ドイツは1990年の東西ドイツ再統一といったように、近代以降の史実に基づいているのと対照的です。

 

明確な独立や建国記念日を設けていない国もあります。

イギリスやデンマークは歴史的に他国に支配される側ではなく、むしろ宗主国(支配する側)で、古くからの自立した王国であったため、国家の「誕生日」を明確に定める「独立」という節目が存在しません。また、日本のようにほぼ同じ地域で(比較的)単一民族が暮らしていたわけではないので、共通で固有の神話がありません。
そのためイギリス(正式には the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)特定の建国日を祝う代わりに、「王の誕生日」などが国家の象徴的な役割を担っています。
デンマークやタイも同様の事情で「憲法記念日」が一種の国民の日(ナショナルデー)として扱われています。

 

参考までに主な国の「独立/建国・国民の日」に類するものをリストアップしてみました。特徴のあるものは太字にしておきました。


◯ アジア・中東
日本    2月11日 建国記念の日    神話に伝わる神武天皇即位に基づく「建国」を記念。
中国    10月1日 国慶節    1949年の中華人民共和国成立宣言(建国記念)。
​韓国    8月15日 光復節    1945年の日本からの解放(独立回復)。
​北朝鮮    9月9日 建国節    1948年の朝鮮民主主義人民共和国の建国宣言日。
​台湾(中華民国)    10月10日 双十節    1911年の辛亥革命武昌起義勃発の日(革命・建国象徴)。
​ベトナム    9月2日 国慶節    1945年のホー・チ・ミンによる独立宣言(対仏・対日独立)。
​インド    8月15日 独立記念日    1947年、イギリスからの独立。
​パキスタン    8月14日 独立記念日    1947年、英領インドから分離独立。
​バングラデシュ    3月26日 独立記念日    1971年、パキスタンからの独立宣言。
​インドネシア    8月17日 独立記念日    1945年、オランダからの独立宣言。
​マレーシア    8月31日 独立記念日    1957年、イギリスからの独立(マラヤ連邦)。
​シンガポール    8月9日 ナショナルデー    1965年、マレーシアから分離独立。
​タイ    明確な「独立記念日」は無し    形式的には植民地化されず、国王関連の日や憲法記念日が重視される。
​フィリピン    6月12日 独立記念日    1898年、スペインからの独立宣言(実際の完全独立は1946年)。
​ミャンマー    1月4日 独立記念日    1948年、イギリスから独立。
カンボジア    11月9日 独立記念日    1953年、フランスからの独立回復。
​ラオス    12月2日 国民の日    1975年、ラオス人民革命党による人民民主共和国成立(王制廃止)。
​ネパール    独立記念日なし    形式上は植民地化されず、王制廃止や共和制移行の日などが政治的には重要。
​サウジアラビア    9月23日 国慶日    1932年のサウジアラビア王国の統一宣言(建国)。
​UAE    12月2日 国民の日    1971年、アラブ首長国連邦としての成立(独立・建国)。

◯ 欧州主要国
イギリス    全国共通の「独立/建国の日」は無し    植民地からの独立経験がなく、王の誕生日などが象徴的役割。
​フランス    7月14日 革命記念日    1789年バスティーユ襲撃を象徴とするフランス革命記念(建国というより革命)。
​ドイツ    10月3日 ドイツ統一の日    1990年の東西ドイツ再統一を記念(国家再統一日)。
​イタリア    6月2日 共和国記念日    1946年の王制廃止・共和国宣言を記念。
​スペイン    10月12日 国民の日    「アメリカ発見の日」などを起点とする国家記念日(独立ではない)。
​ポルトガル    6月10日 ポルトガルの日    詩人カモンイスの命日=国民・言語の象徴(独立記念日ではない)。
​オランダ    公式な「独立記念日」は弱い    1581年対スペイン独立宣言はあるが、王の日(国王誕生日)が事実上の国民の日。
ベルギー    7月21日 建国記念日    1831年のレオポルド1世即位(ベルギー王国成立)。
​スイス    8月1日 連邦記念日    1291年頃の「スイス連邦盟約」を起点とする建国記念。
​スウェーデン    6月6日 ナショナルデー    1523年グスタフ・ヴァーサ即位などを起点とする国民の日(建国的性格)。
​ノルウェー    5月17日 憲法記念日    1814年憲法制定(スウェーデンからの完全独立は1905年だが、憲法の日が国民の日)。
デンマーク    明確な「独立記念日」は無し    古い王国であり、6月5日の憲法記念日が一種の国民の日として扱われる。
​ポーランド    11月11日 独立回復の日    1918年、第1次大戦後の独立回復(分割統治からの復活)。
​チェコ    10月28日 独立記念日    1918年のチェコスロバキア独立宣言。
​ハンガリー    3月15日 国民の日 など    1848年革命を記念(オーストリアからの自立運動)。
​ロシア    6月12日 ロシアの日    1990年のロシア主権宣言、ソ連からの主権確立を記念。

◯ 北米・中南米主要国
アメリカ合衆国    7月4日 独立記念日    1776年、独立宣言採択(イギリスからの独立)。
​カナダ    7月1日 カナダデー    1867年のカナダ連邦成立(英帝国内自治領としての建国・国家成立)。
​メキシコ    9月16日 独立記念日    1810年、スペインからの独立戦争開始(ドロレスの叫び)。
ブラジル    9月7日 独立記念日    1822年、ポルトガルからの独立宣言。
アルゼンチン    7月9日 独立記念日    1816年、スペインからの独立宣言。
​チリ    9月18日 独立記念日    1810年の独立運動開始を記念。
​コロンビア    7月20日 独立記念日    1810年、スペインからの独立運動開始。
​ペルー    7月28日 独立記念日    1821年、スペインからの独立宣言。
​ベネズエラ    7月5日 独立記念日    1811年、スペインからの独立宣言。
キューバ    1月1日 解放の日/10月10日 独立の日    1959年革命達成、1868年対スペイン独立戦争開始などを記念。

◯ オセアニア・アフリカ
オーストラリア    1月26日 オーストラリアデー    1788年の英植民の第一船団上陸(建国・国家起源、独立ではない)。(先住民の立場はどうなるの?)
​ニュージーランド    独立記念日としての明確な日なし    ワイタンギ・デー(2月6日、1840年条約締結)が「ナショナルデー」の役割。
南アフリカ    4月27日 自由の日    1994年、アパルトヘイト後の初の民主選挙(新生国家の象徴日)。
​エジプト    7月23日 革命記念日    1952年の自由将校団革命(王制廃止への転換)。
​ケニア    12月12日 ジャムフリ・デー    1963年の英国からの独立、1964年共和国化を記念。
​ナイジェリア    10月1日 独立記念日    1960年、イギリスからの独立。
​ガーナ    3月6日 独立記念日    1957年、イギリスからの独立(サハラ以南で最初期)。
​ナミビア    3月21日 独立記念日    1990年、南アフリカからの独立。

そう言えば結婚記念日というのはポピュラーですが、離婚記念日って聞かないですね。独立記念日として祝っている人がおられたら教えて下さい。

 

 

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タワゴトにお付き合いいただきありがとうございました。

明るいウソをモットーとしています。万一どなたかを傷つけるような内容があったらご指摘ください。

たまには旅行にいくようにしています。海外一人旅など記録を、「ついでにちょっと旅」に残していますのでよろしかったらご笑覧ください。