自分が応援しているチームが強くなってほしい(強いままでいてほしい)…

 

サッカーでも野球でもラグビーでもプロスポーツチームを応援している人でこう思わない人は世の中にはいないだろう。

私もそのうちの一人である。愛するヴァンフォーレ甲府が1mmでも強くなってほしいと心から思っている。

 

素晴らしい選手がいて、素晴らしい監督がいて、素晴らしい環境で練習して、素晴らしいスタジアムで、大歓声のサポーターの前で試合に勝つ

 

これが強いチームだと私は考えるし、フロントはこの状態を作るべきと考えている。

素晴らしい選手、監督、練習環境、スタジアムを揃えることは難しいことではあるし、多額の費用がかかることは承知しているがクラブの成長には必要な過程だ。

 

さて、我が軍は昨季に天皇杯を優勝した影響で多くのグッズ売上や今季はAFCチャンピオンズリーグ(以下ACL)に挑戦することになっている。

そのためここでは、後の祭りとなってしまったが我が軍のフロントがクラブを成長させる気がないのではないかと思わせる事例が3例ほどお見受けしたので、その例とそしてこれからやるべきことをガヤの視点から書いていく。

 

1  数値化・見える化

 

まず気になったのは新体制発表会のときだ。昨季の振り返りと今季の目標などを社長がつらつらと話し、新監督や新加入選手の挨拶があっただけであった。監督や選手の挨拶は見応えのあるものだったが、問題は前者のシーンである。ほぼ同時刻に行われた岡山さんの発表会ではパワーポイントを使い、グラフを用いて説明していた。「え?グラフで説明しただけ?」と思われるかもしれないが、これは大きな差である。グラフを用いることで数値の具体性がより顕著に表れるし、クラブ全体としての方向性を固める道しるべになるからだ。

 

余談になるがなぜこのブログ(記事)を書こうと思いたったかだが、熊本さんの決算リリースを見たとき付随資料として昨季の目標と到達度がグラフとともに出していたため、やはり3位4位としてプレーオフに出たチームと18位で終わったチームの差が出たと感じてしまったからだ。

 

年末年始と年度末が忙しいのはわかっているつもりだ。でも、他のクラブはやっている。

来年からでも遅くないからパワーポイントは作ったほうがいい。

 

2  ユニフォーム受注

 

我が軍はスポンサー収入が少ないから物販収入が他のチームより割合が大きいらしい。そんな話を聞いたことがある。

天皇杯を優勝し、優勝ワッペンが付き、そして初めて星がついたユニフォームが売れないわけがない。

それはフロントもそう感じただろう。初回販売が秒で消え、次の日には声明を出し追加予約をするほどに。

が、奇行はここからで6月分を500枚しかすらなかったことだ。それまでの売れ行きを見て倍の1000枚は余裕で売れると素人でもわかる気がするがレプリカに幾人か流れると予想したのだろう。そこまでは目を瞑れた。レプリカの販売数を見るまでは。(当然即完売)

 

明らかに機会損失が発生していると言っても過言ではないだろう。

 

正直に言って機械損失を避ける方法はあった。それは初めて星がついたときの京都さんや大分さんの販売数のデータを譲りうけることだ(譲ってくれるかは別だが)。例年に比べ天皇杯が早く開催されたので伺う時間は比較的あったはずだ。クラブの規模的にこの2クラブのユニフォーム販売数に*0.8するだけで適正な販売数が導き出される気がしてならない。先程と同様に我が軍のフロントはグラフやデータの数字に疎い疑惑がある。

 

レプリカに関しては今年の後半には手に入れられるだろうから心配はしていないが、問題はACLユニフォームである。

カンピオナートのユニフォームすらまともに発注できないのにACL用なんて話にならないと思われる。

サポーターも選手と同じユニフォームで浪漫を追い求たいことを胸に刻んでいただきたい。

 

愚痴ばっかり書いててもしょうがないので、解決案を提示してみる。

仙台さんのACLユニの販売数データを譲りうけることだ。参考にできる値を持っている可能性が高い。

我が軍のことだから、せっかく今週小瀬に仙台さんがいらしてくれたのに、試合だけして仙台に帰してそうであるが。

 

今からでも遅くないから仙台さんに聞きに行ったほうがいい。

 

3  ACLにおけるホームスタジアム問題

 

率直に言ってACLを小瀬でできないことは明らかでした。ベンチだから、17,000人しか収容できないからというスタジアム自体の問題以前に山梨に空港がない時点でこの話題は終わってました。(規約によると個席、背もたれ、収容人数2万人以上、国際空港から半径50km以内)

 

問題はそこではなく、小瀬が使えないという情報(リリース)の少なさだ。

 

天皇杯が終わってから国立を使うと発表された3月30日までの間、ほぼなにもACLに関するリリースがなかった。

その間、浦和さんがACL決勝でさいたまスタジアムが使用できるか否かのリリースを毎月のように出していたのを見ていなかったのかと言いたくなってしまう。

誰も指摘してこなかったからそこまで気付かれてなかったが、(浦和さんに比べて)誠意がないと言われても致し方無い状況だ。

 

今からでも遅くないからサポーターと情報共有はたくさんしたほうがいい。

 

以上3選だったがいかがだっただろうか。

こんな誰も読まないブログで書いたところでなにも世界は変わらないだろうが心の中で積もりに積もってしまったので書いてみた。ACLに関してはまだ書きたいことがあるので、また別の機会に。