そう、あの頃は今と違って体罰は日常でした、学校を帰ってくると近所の小学生みんなで泥棒と警察の遊びで塀の上を全速力で走って逃げたり、屋根から屋根に飛び移って、たまに落ちてケガをしたり、膝はほとんど擦り傷がいつもありました、今思えば小学生低学年で危ない遊びをしていたもんだと考えます、近所の子供達は、普通の家庭で遊んでるうちに夕方になるとみんなそれぞれの門限で帰っていきます、家は親父も帰ってこないし、祖父と祖母もあまり関心なく、兄と2人遅くまで外で遊んでました、それでもそれが普通でないことをしらなかったので、真っ暗の中ビー玉をしたりメンコをしたり、呆れたら帰る日々だったような気がします、悪いことだけではありません、お陰で自分での判断力とか、運動神経とか、普通より優れていた気がします、骨を折ったりすることもありませんでしたしね。

あと、そうそう、あの頃はペットボトルがなく、瓶で飲み物が売っていて、その瓶を集めてお店で50円に交換してもらえるので近所を集めて回ったもんです、あとビックリマンチョコ一個30円が当時すごい流行ってて、近所の少し裕福な友達が一箱買ってシールだけを取って捨てようとしているのをお菓子貰って食べたりとかもありました。『なんて贅沢なんだろう』と思ったりしてましたね。思い返せば両親は小さい兄弟をほったらかしで今で言う、虐待に当たるのかとは思いますが、当時はまだみんな貧困でそれどころではなかったのだろうとも思います、あっでも父親は当時幾らしたかはわからないけど外車に乗っていた憶えがあります、まぁでもそのおかげで、後に祖父のスーパーを倒産させてしまうんですがね、それはおいおい書いていきたいと思います