昨日は寝る前に本を読んでました。


やっと藤沢周さんのブエノスアイレス読み終えました。


痴呆のおばぁさんと硫黄のにおいのする温泉宿に勤める、

脱サラしたお兄さんの話で、お兄さんは宿に泊まりにきたこのおばぁさん

をうっとおしく思ってるんですが、おばぁさんの世話を焼いてるうちに

おばぁさんの心に寄り添っていくというようなお話です。


内容よりも藤沢周さんの文体がとにかく好きだけど

読み終えたらなかなか素敵なお話だなぁと

思いました。


まったく別の世界に住む人間で絶対分かり合えないって思っていても、

相手が痴ほうであったって、いろんな出来事が重なっていくことで

心は近づくこともできるのですな。

でも逆に、ある出来事を自分はなんとも思ってなくても、相手にはその出来事が決定的で心が離れていくことも現実には起こりますね。



難しいね~。



繊細だね~。