フェルメールの光。
午前中から
雨の銀座にて
フェルメール展を鑑賞してきました。
今回私が伺ったのは
「フェルメール 光の王国展」
という
フェルメール全37点のリ・クリエイト作品(デジタル最新技術によって、再制作された複製画)を一堂に観られる展覧会でした。
リクリエイト作品は、賛否両論あるでしょうが
原作をこれだけ集めるのは現実的に難しい……としたら
フェルメールの軌跡(絵画や内面の変遷)などを追う、という側面では、今回のような展示もひとつの素敵な形かなと、私は感じました。
フェルメール、好きだなぁ。
柔らかい光と影の描き方はもちろんですが
日常を切り取っただけに見える絵画の中に込められたメッセージの深さがたまりません。
「真珠の耳飾りの少女」の視線の先に、
「牛乳を注ぐ女」の隣の部屋に、
誰かの、何かの、気配を感じる。
物語の続きを感じる。
それがフェルメールの良さですね(*^o^*)
館長である福岡伸一さんと、ゲストのお二人(長友啓典さんと小林薫さん)の辛口トークセッションも素敵でした(^w^)
Bunkamuraのフェルメール展も観に行かなくちゃ(^O^)