先日、六月十六日、
最愛のじいちゃんが亡くなりました。
俺は結構いろんなところで、じいちゃんっ子だと言ってきましたが、
そのじいちゃんが亡くなりました。
この俺を、
我が儘で自由で酒飲みに育ててくれたのがじいちゃんでした。
両親が共働きだったこともあり、
幼稚園の頃は、
朝行く前と、幼稚園終わってから預けられてました。
朝はキャラメルをくれて、
幼稚園が終わると迎えにきてくれて、
酒屋で、ワンカップの大関とチーズ鱈を買って、
じいちゃんの部屋で隠れて二人で呑んでたな。
俺はワンカップの蓋に少しだけもらって、チーズ鱈をツマミにじいちゃんと呑み交わしてた。
もう時効やけん、言ってもいいよね?じいちゃん。
幼稚園の孫に毎日のように酒を飲ませるような、酒癖の悪いじいちゃんやったけど、
俺にとっては最高のじいちゃんでした。
そんなじいちゃんが倒れたと聞いたときはかなりショックだった。
俺が高校を卒業して音楽やるって実家を、長崎を出たとき、
選別にとお金と昔じいちゃんが着てたって言うスーツをくれたとけど、
そのスーツが気に入らなかったから受け取らなかった。
それから程なくして、俺が大阪におるときに、
倒れたって報告があってから、
帰ってみるともう話すことも出来ない寝たきり状態だった。
そんなじいちゃんを見て、受け取らなかった事を悔やんだなぁ。
もう話すことも、一緒に畑仕事することも、呑み交わすことも出来ないなんて。
信じられなかった。
信じたくなかった。
再び元気になって、大人になった俺がじいちゃんと一緒にお酒を飲むのを夢見てたのに。
叶わぬ夢となってしまった。
一番お世話になった俺が、
お通夜にもお葬式にも顔を出せないなんて。
自分が選んだ道とはいえ、
やっぱり辛いや。
でも自分で歌うことを選んだんだから、
それをほっぽりだして会いになんて行けないよね?
じいちゃん怒るよね?
でも寂しかったかな?
ごめんな、じいちゃん。
俺の歌声は届きましたか?
まぁじいちゃんが好きなような音楽じゃないけど、
笑って見ててくれたよね?
ばあちゃんの命日にばあちゃんがお迎えに来たのかな?
飲んだくれのじいちゃんの手を引いて天国に連れていく姿が目に浮かぶよ。
二人仲良くしなね?
あんまりばあちゃんに心配かけたらダメばい?
そっちでは何の心配もせずお酒飲めるけん良かったね?
もう10年くらい我慢しとったもんね?
好きなだけ飲んでよ。
ばあちゃんに怒られん程度にね?
俺はじいちゃんからいっぱいいっぱい愛をもらいました。
これ以上ないくらい愛をもらいました。
この愛は俺が必ず受け継いで、
俺が愛する人に与えるから。
じいちゃんにもらった全てをかけて、
俺は歌い続けるから。
安心して天国にいってください。
まぁ俺もそのうちそっちいくけん、
その時はまた二人で隠れてお酒を飲もうね?
じいちゃんは俺にとって最高の、
そして大切なじいちゃんです。
さよならは言わないよ?
今まで本当に本当にありがとう。
また会う日まで。
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