今日は、気温も高くなってきましたが
3月11日・・・14年目の東北の震災の日でした。
家族を亡くされた方々、家や家財を失われた方々、
原発事故で避難されて、まだ帰宅出来ない方々
更に大船渡の山林火災で被災された方々に
心よりお見舞い申し上げます。
このところ
ハードオフのジャンクあさりが多く、今回もその話題になってしまうのですが
このジャンクあさりの面白いのは、
1.その昔、結構な値段の商品が今は超安い
2.ジャンクでの説明は、本当はどうなのかを検証する楽しみ。
3.不良個所を見つけて修理する楽しみがある。
4.動作確認(音出し)して楽しむ。
など、格安の値段で随分と楽しめることです。
但し、問題は、モノが膨大に増えること・・・
ということで、今回もサブウーハーを一つ買ってきました。
(とにかく安いので・・・)
ジャンクは、2,000円も出すと
高額商品を買った気持ちになってしまいます。 (笑い・・・)
さて、今回の商品は、オンキョーのSL-105というサブウーハーで
2001年頃の商品です。
気になる値段と症状ですが
値段は、1,000円(税別) 症状 音が割れる・・・ とのこと
(2024年4月28日に店に来て売れ残っているだから値下げ?)
さて、このサブウーハーどんなことになっているのやら
店では十分に本体を確認しなかったのですが、
結構、外観がダメージを受けているようです。
後ろ側の両サイドは、突板が剥がれかかっています。
何故か、本体を形成しているMDF材の膨らみというかふやけというか
何か、水分が染み込んだ様子です。
お店から持って帰った状態で一応電源を入れて状態を確認してみます。
電源ボタンを押すと赤いLEDが点灯、10秒ほどすると緑のランプに変わります。
テスト用の音声を入力すると、音量のコントロールと再生周波数の
コントロールは出来ますね。
でも、9時位に音量ボリュームを回すと酷く音が割れています。
更に低域のカットオフ周波数ボリュームを上げ(周波数を高く)ると
音声が聞こえてきますが、更に歪がひどく感じます。
確かに、お店の指摘にあった症状のようです。
さてどうなんんでしょう。気になるとことですが
とりあえず掃除をします。
底のネジ4本を外せば、スピーカーにアクセスできますが
スピーカー下の吸音材?の汚れがひどい。 なぜこんなに汚れる?
20cmのウーハーは、エッジもしっかりしてコーンの破れもありません。
一般的なウーハーですが、一応防磁型
インピーダンスは6Ω 入力は30Wの仕様です。
中にバスレフダクトが見えます。紙ですねぇ。 かなり大きめ
吸音材は、スポンジが使用されていますが、劣化は見られません。 一安心
この手のアンプ搭載サブウーハーは、
一般的なアンプと違い、内部は密閉になっているので埃は多くありません。
しかし、ケーブル類が多い・・・ 取出しにくい・・・
裏板の鉄板(シャーシ)に電源トランスとアンプ基板が付いてますので
外すときは、スピーカーが取り付けられていた面の2本のビスを外せば
電源トランスも一緒に引き出せます。
コネクターをすべて外します。
(すべて違うサイズなので後で間違うことはありません。)
すべてのコネクターを外してアンプシャーシを取り出したところです。
この状態で、中の埃を吹き飛ばし外側の汚れ、底の吸音材の汚れを取ります。
更に、剥がれかかった突板を手直しします。
MDF材が水分を吸って中から膨らみ剥がれて様な具合ですね。
取り合えず、木工ボンドを綿棒の先に着けて塗り込みます。
両側とも同じ様に処理して、アルミ板を挟みこんでクランプで圧縮します。
これで少しは、補修できました。
今日は、ここまでです。
次回、アンプの点検報告をいたします。
電源スイッチが付いて本体だけで試験出来るの比較的楽ですね。
今日も長時間ご覧頂きありがとうございました。
