皆様 遅ればせながら
明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。
2025年は、ブログ記事も中途半端で終わってしまいました。
(今年も同じかな・・・)
同じ事の繰り返しで年を取るような
それが凡人の年の取り方なんでしょうね。
さて、年明け早々、超音波加湿器の修理を頼まれました。
こんな、洒落た形をしていますが
依頼品は、USBの5V電源に接続して使うものでした。
超音波加湿器・・・ よく店頭に展示してあるのを見かけるものです。
部屋中の加湿までは、行かないのでしょうが、やさしいミストが出るものですね。
型式は、 AUD-180 ・・・ 下の写真は水を入れるボトル部です
さて、依頼された症状は、
「電源ランプは、点灯するがミストが出ない」と言う事でした。
写真は、本体部分で 中央の支柱が水を吸い上げる部分
隣の金属棒は、水の有無を確認するセンサーです。
ちょっとボケボケなのですが、USB5Vの電源に接続して確認
タッチスイッチを押し電源を入れると
確かに緑色のLEDが点灯するのですが、暫く待っても何も変化がありません。
分解して中を調べます。
簡単にビス3本はずせば、分解出来て 単純な構造です。
基板部分は、PICマイコンとトランジスタかFETが1個だけ・・・
いつもの様に、仕様を確認するために、ICの型番を調べようとしたのですが、
スマホのカメラの偏光では確認することが出来ません。
この3端子の部品は、MOSFETのようです。
ここで、ちょっと超音波加湿器について調べてみると
ミストを発生するのは、ピエゾなどの圧電素子(電圧を加えると形が変形する)
に交流電圧を加えてすごいスピード変形を起こしその振動で水ををミスト(霧、もや)の状態にしています。
(鳥が水たまりで羽をバタバタして水滴を飛ばすのに似てますね)
原理を説明している実験をしている。面白い番組がYOUTUBEにありましたので紹介します。
昔、クリスタルイヤホンといって好感度のイヤホンがありましたが
それも、圧電素子を音声信号で変形し空気振動に変えて音とし聞こえるように
したものでした。
余談:鉱石ラジオ、ゲルマニュームラジオなどは、このイヤホンを使用していました。音質は今一ですが、高感度でした。
この圧電素子に加える交流信号は、数MHzの高周波から数百KHzの超音波を使ったものまで、色々とあります。目的や、大きさによって違います。
今回依頼された商品は、数百KHz程度の周波数の交流電圧を加えて
ミストを作っているらしい。
また、この数百KHzの交流信号を作るのに自励発振回路を利用していて
コイルとこの圧電素子で交流電圧を作り自身に加えるというシンプルな回路
構成です。
加湿器についてとても詳しく解説しているホームページがありましたので
紹介します。 ダイソー加湿器の分解・改造というページです。
その方の書かれた回路図です。
今回の回路とPICマイコンとIC(NE555?)の違いがありますが、
圧電素子(回路図中ではPZ)を自励発振する回路は同じです。
さて、修理の状況ですが、今回圧電素子にかかる交流電圧をオシロで
確認していたのですが、下のような交流波形が観測されました。
周波数、110KHz 電圧P-Pで0.07V・・・ 周波数的には合格ですが電圧が余りにも低い。 しかしミストは出るようです。
結局、不良箇所は分かりませんが、ミストは出る様になりました。
圧電素子にかかる電圧が余りに低いと当然でないので、測定方法に問題がるようです。 ミスト発生時には少なくても20~60Vの電圧が掛かるようです。
この圧電素子は、空焚きに弱くその為の水の有無を検出するセンサーが付いていますし、空焚きの時は、赤のLEDが点滅して空焚きを促すようになっています。
今回の故障は、そこら辺の不具合があったのかも?
1時間ほど試験し、ON-OFFの動作試験を何回か繰り返しましたが、問題なく
動作しました。
これで、暫く使って頂きます。
この超音波加湿器・・・面白いのでAmazonでで調べてみると
こんなのが有りました。
面白そうななので ポチリ。
また、今回修理した加湿器も現行で販売されていました。
今日も長い時間、ご覧頂きありがとうございました。












