スピーカー作りや、アンプ製作、電子工作と色々と楽しんでいます。

 

そんな中 先日、今更ですが大型ボール盤を買ってしまいました。

Amazonでアークランドサカモト GTB-16G  という型式です。

 

 

 

 

以前は、これもAmazonでの購入 中華製の格安ドリルスタンド

 

 

 

作業台を付けて使っていました。

 

ごのスタンドは、使用出来るドリルが限られるため、このスタンド専用にボッシュのドリルを購入し取付。

 

このスタンドで、アンプのシャーシの加工、様々な小物の穴開け、更には一升瓶の穴開け、ジャックダニエルの瓶加工によるスピーカー工作と幅広く使っていました。

 

 

このドリルスタンドは、小物の加工は出来るのですが、加工するモノの大きさに限界がること。 

更に一番大きな問題は、回転数の制御が出来ない事でした。

(サイリスター調光器で電力調整で疑似的に使えますが)

 ボール盤に似ているが非なるものです。

 

 

この大型ボール盤 GTB-16G を少し紹介します。

  • サイズ:D585×W330×H980mm 重量(約):42Kg
  • 定格電圧:AC100V 周波数:50Hz/60Hz 消費電力:550w/580w
  • 変速段数:16段 回転数(50/60Hz):180~2770min-1/220~3320min-1
  • 穴あけ能力(一般鋼材):1~16mm
  • ドリルチャック径:1.0~16.0mm
  • 最大送り寸法(約):80mm
  •  

このような仕様ですが、

ず重さが42Kgもあり 高さも980mm 約1mもあります。

 

 

届いた時の荷姿はこんな感じでしたが、

配達してくれた運送会社の方が

奥まで気軽に「良いですよ」と言って持ってきてくれました。

 

その後自分で動かそうとしたのですが、とても自分は動かせません。

 

やはり、ジジイには40Kはキツイ。

 

 

取り合えずその場で、開梱。

 

上にベースや、作業台と付属部品が収納されてます。

 

下に、モーター本体とポール(別途)です。

 

付属品です。

 

 

組立てます。

 

全体に錆防止?の為の油がたっぷり塗ってありますので、軍手は必要ですね。

 

 

一番下のベース部分です。 これにポールが取付られます。

 

ここで、ちょっと気になることが

 

ベースは、鋳物のようですが、穴が開いていました。

 

どうも充填が十分でなかったのか巣が出来たようです。

 

このベースにポールを取付けるのですが、ポールにも少し問題がありました。

 

ポールの径は、70mmほどありかなり太目です。

 

ポールの先にフランジが付いていたのですが・・・(写真右の黒いモノ)

 

これが下の写真の様に真っすぐ入っておらず、ポールとフランジの場所によって隙間が違いました。

 

 

そこで、ゴムハンマーで出ている部分を叩いて押し込みました。

 

このポールをベース部にボルト固定します。

 

 

 

続いてボールに作業台を取付ます。

 

大きめの台なので便利だと思いますが、付属しているバイスは、穴にボルトを通して固定する方法ではなく、溝にボルトの頭をひっかけてバイスをナットで逆向きに固定する方法です。、

 

取付のTボルトも同梱されています。

 

この作業台の上下移動は、ラック式のギアでさせます。 

 

ポールに挿し込む前にギア部分にグリスを塗っておきます。

 

 

手持ちであったモリブデングリスを塗っおきます。

 

 

上下用のラックギアです。

 

 

このラックギアをポールに添って置き、その上に作業台を通してギアを嚙合わせるようにします。

 

 

ギアの上部は、支柱リングで押さえて固定します。

 

リングの固定は、イモネジです。 ギアをしっかり隙間に入れて締め込みます。

 

 

最後に本体のモーターヘッドをポールに通します。

 

これだけでも結構な重さです。

 

ポールに挿し込む部分です。

 

重いのですが、挿入は簡単です。差し込むだけですから。

 

ヘッド部の固定は、2個のイモネジです。

付属の六角レンチで締め付け固定します。

 

 

次にドリルチャック部の取付です。

 

このチャックは16Φまでの軸をくわえることができます。

より高性能のチャックに交換される方も有るようですが、私にはこれで十分。

 

 

ヘッド部分にこのチャックをどの様にして挿入するかですが、

説明書では、木槌などで2,3回打ち込むとあります。

 

その前に、チャックの爪を引っ込めておかないといけません。

 

 

ヘッドにチャックを強く押し込みます。 (取り合えず落ちない様に)

 

 

後は、チャックをゴムハンマーで叩いて打ち込みます。 

 

どの位打ち込んでいいのか、 軸が曲がるのでは とか心配ですが

詳しい説明がありません。  もう適当ですね。 (笑い)

 

一応組立て完了です。

 

 

 

バイスですが、これはおまけと言った程度でしょうね。

 

私の場合、これを作業台に固定して使うことは、余りないと思います。

バイスで挟むことの出来る最大幅は110mmです。

裏側です。

 

移動部を固定するビスの締め付け方もいい加減です。

 

いよいよ、電源投入・・・

 

その前に、ベルトの張の状況を確認すると・・・

 

ちょっと見た目には、分からないのですが、

左のプーリー(スピンドルプーリー)と中央のプーリー(センタープーリー)がどうも段がずれているように見えています。

 

 

プーリーに掛かるベルトは各プーリー間で平行になっていないといけないのですが

 

どうしてでしょう?

 

左のプーリーの高さが違います。

 

 

少し、高くしなと平行になりません。

 

プーリーを外してして上に移動できるかみてみてみます。

 

しかし、この軸は上にあげることは出来ないようです。

 

 

問題は、中央のプーリーにあるようです。

 

下に写真では、ちょっ見にくいのですが、

このプーリーの位置がずれていて高さの違いが出ているようです。

 

とうも、運搬時にこの軸が動いていたようです。

 

正規の位置に戻してプーリーの高さ調整ができました。

 

ボール盤の最大の特徴は、回転数をプーリーの架け替えで変更出来る点です。

 

 

 

 

 

このボール盤は、(60Hz)で最低220rpm~最大3320rpmに変えることが出来ます。

 

 

一応、ごれで動く様にないりました。

 

低回転で音も静かで、近所への音の問題も下がるようでうれしいですね。

 

色々と小さな問題はありましたが、自分で解決できる問題で良かったです。

品質の管理を徹底してほしい面もありますが、こんなもんでしょうか。

 

 

 

 

今日も、ご覧頂きありがとうございました。