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EVERGREENの日本-アジア航路(通称NSD)コンテナ船
"EVER BIRTH"です。

2代目B-TYPE(今はシリーズと呼ぶようになりました) の3番船。

やっぱりEVERGREENの自社船は良いですね。


この2800teu型B-シリーズはCSBC10隻、今治造船10隻合計20隻建造されるそうで、

主にアジア域内に投入されるそうです。


EVERGREENは先日11000teu型コンテナ船20隻の建造を決定しました。

自社船として8隻を韓国サムスンへ、

12隻をチャーター船として今治造船へ発注しました。


SAMSUNGは2代目Lシリーズを30隻連続建造した実績があるので
選ばれたのかもしれません。

一応建造先としてはSAMSUNG、今治造船の他にHYUNDAIやJMUも候補に上がっていたそうですが、
結局はこの2社になりました。

JMUの建造になったとしたらEVERGREENとしては超久しぶりのJMU建造船になったでしょう。
(初代G-TYPEの建造実績があります)


今治造船への発注はまずは当然といえることでしょう。

この12隻が丸紅を通じてのもので、オーナーは正栄汽船。

必然的に今治造船の建造になりますよね。


この11000Teu型20隻は古くなったチャーター船の代替えと言われていますが、

今の時代11000teu型はアジアー欧州航路やアジア域内、オセアニア航路以外では
どこでも活躍できる船型なので、

D-TYPE(4211teu)10隻シリーズ や U-TYPE(5652teu)18隻シリーズが
25年の船齢が近づいているのでこちらの代替になる可能性は大きいと思います。

EVERGREENは昔から船齢25年をめどにスクラップ売船しています。



現在NSBからチャーターしているC-TYPE(8000teu)型は返船されることは確実です。
(すでに数隻返船済)



また、今治造船で建造中の20000teU型Gシリーズ、
1番船は"EVER GOLDEN"という船名だそうです。

この船名は旧G-TYPE(2728teu)型コンテナ船の最終船につけられた名前で、
今回は最終船ではなく、1番船に名づけられたようです。

2番船は"EVER GOODS"という船名でこちらも旧GX-TYPE(3428teu)型コンテナ船に
名付けられていた名前なので旧G/GX-TYPEの船名を使っていくかもしれませんね。


今EVERGREENって一体何隻発注しているんだろう。

まとめてみると


B-series 2800teu 20隻(CSBC10、今治造船10)2018年度中に竣工予定、自社船

G-series 11隻 (今治造船)2018~2019年竣工予定、全チャーター

11000teu series 20隻 (SAMSUNG 8 自社船 今治造船12 チャーター)

でしょうか。

合計51隻、すごいですね。

この内日本に寄港してくれるのはB-seriesくらいでしょうか。

ちなみにチャーター船の場合船体に"EVERGREEN"のロゴは入らないようです。

残念!




"EVER BIRTH
IMO NO.9786956
FLAG:PANAMA
BUILD:
 KEEL LAY-17th FEB 2017
 LAUNCH-8th AUG 2017
 DATE OF BUILD-29th DEC 2017
LOA:211.9m
DEPTH:16.8m
BREADTH:32.8m
DRAFT:10m
DWT:37872t
GWT:32659t
CAPACITY:2800teu
REEFER PLUG:
SPEED:21.8kn
BUILDER:CSBC TAIWAN
OWNER:GREENCOMPASS MARINE S.A. TAIWAN
MANAGEMENT:EVERGREEN MARINE CORPORATION
OPERATOR:EVERGREEN MARINE CORP TAOWAN


2018年1月25日(木)名古屋港WEBカメラ