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初二弦です。
以前からTwitterのTLで噂的なものは目にしていたわけですけど。
そしてきよしさんのフトシ愛が若干きもちわりーなーなんて思いながら眺めてはいたものの、あれだけみんなが大絶賛してたらそりゃ気になるわけじゃない?わたしミーハーだもん。
いや、ほんとはあんまり騒がれると萎えるタイプなんだけど。
そうは言っても高崎だもん。地元だもん。来てくれれば観にいくさー。
フリーマンの素晴らしさは既知のとおりだしね。
会場はいつものフリーズだと思ったらなんか若いコがすっげー数なわけでもうびっくらこいた。え?高木フトシファンってそんな若いコメインなの?ってゆーかこんな客集めちゃう感じなの?
と思ったらasileのほうだと。
ハコとしてはすっごくちっちゃいハコ。アンプも据付のジャズコ。あれ?もしかしてきよしさんて普段も据付のアンプ使ってんの?普段使ってるJCM800もフリーズのやつんなのかな。
PAさんがケンさんというなにやらすごい人らしく、音はすっごくいいらしい。他の会場は観てないから比較はできないけど、たしかに音いいです。今日来たお客さんはホント幸運だよ、とフトシさん。
セトリとかMCの内容とかの詳細なことは公式にでも上がるんじゃね?うん、そんな細かく覚えてないし、覚えててもそれ自体は重要じゃないから書くつもりもない。わたしのブログにそんなこと期待してないよね?
清司さんのファン読者さんのために一応軽く解説を。清司さんのアコースティックプロジェクト、freeeman、高木フトシ(vez、ex hate honey)さんと問答形式で行われる「二弦の共鳴」、当日フトシさんが言ってたけど、セットリストも決まってなくて、その場で次の曲を決めて交互に演奏していくというスタイル。自宅でそうとうな量の練習をしているとは言っていた。
ジャンケンで先行、後行を決めて始める。先行は清司さん。最初はフェノメナだったけな。はじめに思ったのは、清司さん、歌をだいじに歌うようになったな、というか。単語ひとつでも、すごくたいせつにして歌い上げてるって。
マドビでも、もともと清司さんの書く歌詞って、すごく美しいんだけど、今までの清司さんって、どちらかというと歌もギターと同じように楽器の一種みたいな節があったんだけど(逆にギターは歌うように弾くんだけど)、すごくその美しい詩が際立つ感じ。52歳にしてまだまだ深化していくんだな、と。はくえいまんとは違った表現力。はくえいまんも、たぶんフトシさんもだけど、どちらかというと歌詞の世界観を多彩な歌の表現力で補完していくスタイルだと思うんだけど、清司さんのスタイルはもともと美しく顕在している歌詞を歌でより鮮やかにしていくイメージ。(個人の感想です)
マドビの曲は清司さんにしか歌えないっていうのは以前からも感じていたことなんだけど、その思いはより強くなったな。っていうか清司さんすっごく歌うまくなったね。
清司さんのことばっかり書いていってもアレなんで、フトシさんもね。今回初めて見たし音源も聴いてこなかったんだけど、もう第一印象がもうすげぇ歌だな、と。いや、正直、パンクの人みたいな感じで勢いでガーっていくタイプの人なのかな、って思ってたんだよね。
あのね、語彙力のない表現しかできないんだけど、表現力がね、もうすっごいの。多彩に歌うタイプ。ちょうごっつい清春さんとでも言えばわたしのフォロワーになんとなく伝わるだろうか。伝われ!!うん、無理だな。もうちょい補足するならすり減る歌を歌うタイプ。よし、さらに伝わらないぞ。
わりとフリーマンって、ユルくやってるイメージだったから、そういうのを想像してたんだけど、もうひたすらに魂削って歌ってる。二人とも。うん、正直聴いてるほうもすっげー疲れるよ。
ギターはね、きよしさんはもう語るまでもないかってとこもあるけど、とりあえずtakamineと紅子の二本で、紅子持ってくるとやっぱりきよしさんの音だなーってすっごい思うっていうか、馴染んだ感じ。フトシさんはフルアコっていうかクラシックな形のアコギ2本。なんだけどけっこうディストーションかけたりコーラスかけたりディレイかけたり。っていうかエフェクトいろいろ。足元よく見えなかったけどけっこうエフェクター並んでた?アコギってふつうディストーションなんてかけるもんなの?ハウらない?いや、実際ハウってんだけど。けっこう歪ませてるし。でも、耳障りな音は一切なし。これは普段からなの?ケンさんマジック?教えてエロい人。ノイズの使い方が絶妙なんだよね。
で、フトシさんが演奏しているあいだは清司さんは次の曲を考えてたりするわけなんだけど、帽子脱いだり被ったり、そわそわそわそわしてて緊張してるのがまるわかりというか。もちろん曲は聴いてるしたまにリズムとってたりもするんだけど。
対してフトシさんはけっこう曲に聴き入ってる感じ。なんならフトシさんの席が客席化してる。たまに曲に聴き入って曲選ぶの忘れてて終わり際に慌てて曲を選んでたりするwあぁ、二人ともお互いのことが大好きなんだなぁ、っていうのはすっごく伝わってくる。
ただ、ともすればお互いの技量だとか、そういったものが露骨に出ちゃう形式だから、気が抜けないんだろうなぁ、、、とくに清司さんは歌と今まで以上に向き合ったっていうのは感じる。そしてそれは深化のために必要なことだとも。メロディーに歌詞を乗せるのもすっごく丁寧になったのはフトシさんの影響は大きいんじゃないのかな。
フトシさんがブログに清司さんのことを「順番を間違えない人」って書いてたんだけど、それを見ていろんなことが腑に落ちたというか。そうか、この人は間違えてない、ただただ正しい人なんだ。そう、正しい人。この正解がなんなのかよくわからない世の中にいて「正しい人」なんだよね。だからこそ生きづらくもあるだろうけど。
正しく積み重ねてきたのが、今の清司さんなんだなって。これからも積み重ねていくんだな、と。ロックの正しい姿。ブログにはいつも書いてることだけど、その正しさを目の当たりにしてもらいたいって、思う。
ファン目線を抜きにしても、清司さんの楽曲は普遍的な美しさを備えてるから、もっとたくさんの人に聴いてもらいたい。けっこう全国回ってるから、お近くに来たときでもいから、一度ライブに足を運んでください。と言いたい。
それから、今回の「正しい」の一件で、やっぱり以前に清司さんの曲を聴いていた、という人にこそ今の清司さんを見て聴いてほしいかなっていうのは思う。正しく積み重ねた姿。歌だって信じられないくらい上手くなってるよ。とくに今回のfreemanのアルバム「デラシネの調べ」は本当に歌い手として上手いというところまできているから。
とりあえず今週末にわたしに会う人は聴かされると思いねぇ、、、
あ、終わったあとに喫煙所でvapeふかしてたらフトシさん普通にタバコ吸ってて(タバコっつーかアイコス?だっけ)ちょっとお話してくれて。PAのケンさんの偉大さとか、また高崎くるよとか、いつか一緒にライブやろーぜみたいな。
わわわわもったいないお言葉だけどほんと頑張る。もうぜんぜんうまくいってないけどがんばる。
久々のブログです。
うん、実に半年振りくらいの。
ここ数年でいろいろと変わったこともあり、まぁ変わりました。うん、何が変わったかって、おそらく以前までではこのブログを目にすることは決してないであろうという人に向けてもこのブログを発信しているということ。
ま、、、だからといって今までと変わったことを書くつもりもないし、書けるわけでもないんだけどね。でも、書く頻度は減ったと思うし、実際書きたいことはたくさんあるのに躊躇するようになっていたのも事実。けっこうブログの内容ってね、自分の内面エグってる部分もあるし、ものすごくエネルギーを使ってたりする。
否定されることに慣れているわたしも、けっこうここを否定されるとダメージを受けます。それをわかった上で、というかそういった本当に弱い部分を見つけると執拗に攻撃してくる人が身近にいたわけで。
そんなこんなで、しばらく本当に自分を見失っていたんだな、と。ま、、、それも通常営業って言ったらけっこう通常営業なんだけどね。わたしの本質は迷いにあるとさえ思う。
前置きが長くなったけど、何年ぶりだろ、、、DYSDツアーからだからもう四年とか?それくらいぶりにinoranのライブに足を運んだのです。バースデーライブ。
自分のバースデーにもなるこの日、やっぱり特別なライブになるし、例年ライブ自体もいつもとセットリストが違ったりしてたけど、今回はかなり通常営業な感じのライブ。だと思う。ほとんど過去の曲やらなかったし。tonightやったくらい。それもなんか途中で間違えて誤魔化すためにやったような勢いだったしワンコーラスしかやらなかったし。歌詞覚えてなくて。
写真撮影可にした所為もあって、客の暴れっぷりは正直微妙だったのだけれど。以前はあの短いライブが本当に死ぬかと思うくらいきっつかったんだよねぇ。
曲もdysdの頃よりは激しい一辺倒ではなくなったし。というかソロ初期だとか、lunaseaの音だとか。そういった過去のものを消化してきているというか。
MCでも言っていたけど、全部出し切った、って。うん、そんな感じ。あんなにもすべてを出し切れる人が存在し得るんだなって言えるほどに。たぶんまた次の作品はまた予想もつかないようなものを出してくると思う。まぁいつも予想のナナメ上なんだけど。
とりあえずinoスレのオマエラは次の作品はまたおかしなものが出てくる覚悟はしておいたほうがいいかもね、、、と。そしてそこの必然をある日突然納得させられる日がくることも。そういう意味では今回のアルバムは是非とも聴いておいてもらいたいと思う謎の宣伝マン。
あ、ファンの子以外にももちろん聴いてほしいとは思う。今回のアルバムは完成度も高いけど、普遍的な良さというものもいつも以上に兼ね備えていると思う。基本的にinoranの楽曲はそうなんだけど。わりと万人に受け入れられる音をしていると思う。
今回のアルバムのリードトラック「thankyou」のMV,ショートバージョンです。お時間のある人はちょっと見てあげてください。
inoranらしい、やさしく、やわらかく、力強く、どこまでも続く空のような。そんな曲。
今回のライブも。たぶんツアーは全部だったのかな?この曲からのスタートで。
CDで聴いた曲とはかなり印象が違ってきて。もっと、激しさだとか、熱だとか、そういったものを内包していて。それは他の楽曲にも言えて。
でも、どちらも間違いなくその曲の持っている元々も形だと思って。dysdときはアルバムの完成度が高くて、すごくライブアルバムという感じだったわりにはライブのほうが楽曲の世界感の消化不良という感じがしていたけど、今回の作品は本当にライブがあって完結するという印象。すごく生き物というかナマモノというか。そういった部分もinoranらしい。
で、やぱりね、、、月並みなことを言うと、、、カッコイイんだよね。常にこの人はわたしの憧れで有り続けて。ギターをかき鳴らす姿、歌というよりはなにか魂を吐き出しているかのような歌だとか。
わたしにはこの人の歌は歌えない、とは常々思っていたことだけど、でも、この人みたいに歌えるようにならなければならない、とも、この日初めて思って。この人のように歌って、ギターを鳴らして。それはマネするとかじゃなくて。
今年に入って、一つの念願であったバンドというものを始めて。でも、それが自分で思っている以上に上手くいかなくて。向いていないことも、才能は普通の人以上になことも自覚はしていたのだけれど。でも、思い描いた自分をかけ離れ過ぎて。
なにか、自分を見失っていたことにすら気づいていなかった。ときどきは原点に立ち返らないと、生きていけない。原点は間違いなく、ここにあるんだって。憧れの、自分を構成する原点。それが今も最新の原点を見せ続けてくれているのは、幸せなことだと思う。
ライブの終わり際。珍しくinoranが、想いのほどを言葉にして。やっぱりJみたいなストレートな言葉じゃなくて、それはおぼろげな、形にならないような言葉だけで。
「カミサマは降りてきたりなんかしなくて」
inoranって、たぶん無神論者みたいなことはないと思うんだけど、きっとそれが万能なものだとか、そういった妄信をしないだけで。
それをたった一ミリでさえも絶望を含まずに言葉にできてしまっていて。うん、どんなに言葉を並べてもこのニュアンスは伝わらないと思う。この想いに触れてみたいと思う人がいるのなら、楽曲を聴いて、ライブに足を運んでほしいと思う。
全部出し切っちゃったから、今回でソロはしばらくお休みするって。次に会うのは来年のこの日くらいになるかなとかって。まぁlunaseaもビヨンもmuddyもあるしね。。。でも、inoranソロの活動ペースってそもそもそんなもんじゃね?とは思うけど。でも、作品的にも一区切りなんだろうなぁとは思う。
次の作品も、楽しみに待とうと思う。
そして、最近はアンコールもたまにあるみたいだけど、基本アンコールはやらないのがINORANのライブ。今回も無し。とは言え、たぶんアンコールをやってしまうとあの美しい終わり方が崩れてしまう。
というのは承知の上で、アンコールの声は上げた。それが届くのは知っているから。アンコールで出てくるとかは関係ないんだよ。想いを届けることに意味がある。届いているよね?
旅は、終わらないから。
