さてどこから綴ろう。。
今日は本当にいい日になりました
最近僕は、福島県の三春町にある樹齢1000年の桜の木
(滝桜)
その散った桜の花びらを使い、押し花でなにか作れないものかと模索しております。
去年の3/11には大災害があり、そしてちょうど去年の今頃。
滝桜を見に行った時のこと。
ひどい悲しみのなか、そこには多くの人たちが集まり、そしてみんないい顔をしていたんです。
笑顔でした。
その光景はなんともいえず。いまでも鮮明に覚えています。
あの時みな、言葉にはできないものをいろいろ桜から感じ取っていたとおもいます。
そして、
その時みた笑顔を
桜で作りたいと思ってるのです
それをみて、そのときの笑顔をもたらせられるような、そんな物を作りたいんです。
そんな中で、最近額縁を探しておりました。
会社へ出勤している道の信号待ちのとき、ふと(額縁)という文字がみえました。
雑多な駅前で、いろいろな看板に埋もれながら、その文字を見て取れました。
その看板が気になって、今日行ってみたんです。
そこは、額縁を手作りしているところで、ビルの4階にあって、ひっそりと営業していました。
そこには、ほんとにすごく優しい目をされた爺さんが一人。
(いらっしゃい、今日はどうされました?)
と、優しい声が聞こえてきた
中は依頼されてるのであろう額縁の製作途中の物がたくさん置いてありました。
事情を話すと、興味深げに話を聞いてくれました。
(それは現地の人たちはよろこぶだろうねぇー)
そうすると、爺さんが自分の事を話し始めた
(額縁を手作りでしているところは日本でもウチくらいだよ)
といいながら、新聞の記事を一つとりだした。
そこには黒澤 明監督の絵の原版絵コンテが、その爺さんの作った額縁の中に飾られている記事だった。
黒澤監督とは28年間付き合いさせてもらったと話をしていた。
さらに、もうひとつ写真をみせてくれた。
岡本太郎の作品、(太陽の党)の顔のモチーフを額に飾られている写真だった。
それもまた、記事となってとりあげられていた。
そのほかに室内には、その爺さん、、、いや先生が作った額におさまった作品の数々の写真がそこらじゅうに貼ってあった。
それを見て単純に感動した。
みなそれぞれ、先生の額の中に思いを込めて作品を作ったんだなって思いながら見ると。
鳥肌が立った。
どれもすばらしかった。
そんなすごい人が。
おれみたいな素人の思いつきの話に、親身になって応えてくれた。
今度試作品持って行き、それに合った物を作ってもらうことにした。
まずは試作しなければ!
ますます出来上がりが楽しみなってきた。。。
会社に通って4年間かよってた道だったが、、あんなとこがあるなんて気づかなかった。
おれの視点も変わったのだろうかねぇ
しかし、ほんとに、こんな出会いはありがたくてしかたがない。
これができたらあの先生と一緒に写真撮らせてもらおう。
お店の紹介もさせてもらいます
ココですフランドル額縁工房